マーケット
5/2 15:15
38,236.07
-37.98
38,675.68
+450.02
暗号資産
FISCO BTC Index
5/4 9:51:34
9,679,179
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米半導体株高の流れを引き継ぐ

2023/8/15 8:41 FISCO
*08:41JST 米半導体株高の流れを引き継ぐ  15日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。14日の米国市場はNYダウが26ドル高、ナスダックは143ポイント高だった。中国の住宅市場を巡る混乱が世界経済の成長リスクになるとの投資家の不安が浮上したほか、米長期金利の上昇も相場の重荷となった。しかし、今週予定されている主要小売り企業の決算発表を控え、下値も限定的。また、エヌビディアが7%を超える上昇となるなど、半導体株に買い戻しの動きが強まったことから、上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比205円高の32295円。円相場は1ドル145円50銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時32070円まで売られる場面も見られたが、その後は引けにかけて買い戻されており、ナイトセッションの高値圏で終えていた。エヌビディアなど半導体株が買い戻された流れを引き継ぐ格好から、足もとで弱い値動きが目立っていた値がさハイテク株の自律反発が意識されやすく、日経平均をけん引する格好になりそうだ。 また、昨日の日経平均は25日線に上値を抑えられる格好から下落幅を広げ、一時32031.54円まで下げ幅を広げる場面が見られた。ただし、8月のSQ値を割り込まなかったことから32000円接近での押し目買い意欲の強さは意識されやすいだろう。買い一巡後はアドバンテスト<6857>や東エレク<8035>などの動向を睨み流れの相場展開になりそうだが、戻りの鈍さが意識される局面においては、売り仕掛け的な動きを見せてくる可能性もあるため、積極的には手掛けづらいところではある。  ただし、決算発表が一巡したこともあり、米半導体株上昇に対するインパクトは出やすいだろう。買い一巡後に戻り売りに押される局面においては、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。また、昨日も好決算銘柄へは値幅取り狙いの資金が集中していた。昨日引け後の決算では荏原製<6361>、日機装<6376>、ユビAI<3858>、ジョイフル<9942>、ウェルネット<2428>、エスケーエレク<6677>、ハークスレイ<7561>、マルシェ<7524>、ニレコ<6863>、コメ兵HD<2780>などが注目されそうだ。また、ブリッジ<7039>が14%を超える急落となったが、流動性の低い銘柄などは決算に対して過剰に反応を見せているため、修正リバウンドを見極めたいところであろう。 《AK》
関連銘柄 13件
2428 東証スタンダード
549
5/2 15:00
-1(-0.18%)
時価総額 10,651百万円
マルチペイメントサービスが柱。プリペイト型電子マネーやバス検索・予約アプリも。配当性向5割以上目安。ekaiin.comは利用者数が堅調。しまえーるは大口案件を受注。24.6期2Qは営業増益確保。 記:2024/03/30
2780 東証スタンダード
3,850
5/2 15:00
+60(1.58%)
時価総額 43,339百万円
リサイクルショップ運営会社。宝石、ブランド物、ファッション関連の仕入・販売に加え、タイヤ・ホイールの販売等も。法人向けオークションを強化。仕入れ好調で小売売上高は順調。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/03/30
3858 東証スタンダード
516
5/2 15:00
-3(-0.58%)
時価総額 5,397百万円
ソフトウエア開発会社。ネットワークに接続される機器の組込みソフトウエア製品の開発、販売等を行う。ソフトウェアプロダクト事業は黒字転換。24.3期3Q累計は大幅増収、損益改善。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/05
6361 東証プライム
13,360
5/2 15:00
+80(0.6%)
時価総額 1,229,948百万円
ポンプメーカー最大手。風水力機械や浄水・排水等の環境装置を製造。半導体研磨装置やガス化溶融炉でも有力。CMP装置は世界2位。ごみ処理施設・エネルギープラントの受注500件を達成し、23.12期は増収増益。 記:2024/03/30
6376 東証プライム
1,261
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 93,675百万円
産業機械メーカー。化学用精密ポンプや人工肝臓で国内首位。世界初の炭素繊維強化プラスチック化に成功。産業用ポンプ・システムは生産数量が増加。23.12期通期は増収。24.12期は大幅営業増益を見込む。 記:2024/02/26
6677 東証スタンダード
3,245
5/2 15:00
+25(0.78%)
時価総額 36,889百万円
フォトマスク大手。大型液晶パネル向けで世界首位級。有機EL用フォトマスクで高シェア。ウェアラブル医療機器等も。大型フォトマスク事業は液晶パネル用中心に足踏み。販管費は増加。24.9期1Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/16
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(-0.68%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6863 東証スタンダード
1,860
5/2 15:00
-4(-0.21%)
時価総額 14,350百万円
自動計測装置メーカー。「ニレコ」ブランドを展開し、工場のプロセス制御装置やウェブ制御装置、検査装置、オプティクス機器を製造、販売する。今期3Q累計は鉄鋼メーカーや二次電池製造装置、新動態向けが堅調に推移。 記:2024/03/10
1,655
5/2 15:00
-16(-0.96%)
時価総額 6,168百万円
法人向けインサイドセールス支援を展開。顧客はIT系企業が中心。営業DXコンサルや人材育成支援等も。CRM等受託開発は売上好調。研修事業は売上増。23.12期通期は増収増益。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/04/16
7524 東証スタンダード
239
5/2 15:00
-1(-0.42%)
時価総額 2,043百万円
居酒屋「酔虎伝」「八剣伝」などを経営。関西地盤。酒類への依存度が低い餃子業態の確立に注力。チムニーと資本業務提携。直営店舗のスリム化図る。増収効果や販管費の減少等が寄与し、24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/13
7561 東証スタンダード
886
5/2 15:00
+4(0.45%)
時価総額 19,536百万円
持ち帰り弁当「ほっかほっか亭」をFC展開。店舗アセット&ソリューション事業、物流・食品加工事業も。持ち帰り弁当事業は堅調。仕出料理事業ではケータリング部門の売上が伸びる。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/04/08
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(0.2%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9942 福証
1,065
5/2 15:30
+5(0.47%)
時価総額 34,008百万円
ファミリーレストラン「ジョイフル」をチェーン展開。大分県地盤。オンラインショップの運営等も。グループ店舗数は655店舗。直営店2店舗を新規出店。増収効果などが寄与し、24.6期2Q累計は収益伸長。 記:2024/04/16