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決算を手掛かりとした短期物色

2023/8/8 8:39 FISCO
*08:39JST 決算を手掛かりとした短期物色  8日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。7日の米国市場はNYダウが407ドル高、ナスダックは85ポイント高だった。NY連銀のウィリアムズ総裁が、インフレ動向次第で来年の利下げが正当化される可能性に言及したと7日付けのNYタイムズ紙が報じたことを受けて、買い優勢の相場展開となった。先週発表された7月雇用統計で雇用の伸びが予想を下回ったことも手伝い、金利先高観の後退に伴い、ハイテク株なども買い戻された。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比85円高の32405円。円相場は1ドル142円40銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで32200円まで売られた後に切り返し、一時32430円まで買われた。狭いレンジでの推移ではあるが、足もとでのリバウンド基調は継続している。昨日の日経平均は朝方に31830円まで売られ、節目の32000円を下回った後は、自律反発の動きを見せていた。明確な底打ち感はないものの、先週の大幅な調整に対するリバウンドが意識されやすいだろう。  ただし、今週は週末が祝日となるほか、それに伴いSQが1日早まる。決算発表もピークを迎えていることから、積極的な売買は手控えられやすいだろう。東証プライムの売買代金は7月28日の5.7兆円をピークに減少傾向にあり、昨日は3.4兆円だった。商いが膨らみづらい需給状況のなかでは先物主導のインデックスに絡んだ商いに振らされやすい面もあるため、次第に様子見姿勢が強まる可能性はありそうだ。  物色としては決算を手掛かりとした、短期的な値幅取り狙いの動きになるだろう。また、昨日決算を発表したレーザーテック<6920>の今期計画は増益を見込むものの、コンセンサスを下回っていた。半導体回復の遅れは想定されていたこともあり、売り一巡後の動向が注目されそうだ。そのほかの決算ではティラド<7236>、フジテック<6406>、SANKYO<6417>、日製鋼所<5631>、ラウンドワン<4680>、日山村硝<5210>、東芝テック<6588>辺りが注目されよう。 《AK》
関連銘柄 8件
4680 東証プライム
723
5/17 15:00
+2(0.28%)
時価総額 207,181百万円
屋内型複合レジャー施設を全国展開。海外は米国を軸に中国開拓にも取り組む。売上は2Q、4Qに偏重する傾向。日本はカラオケ、スポッチャの売上が伸びる。米国はカラオケ中心に売上増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/11
5210 東証スタンダード
1,577
5/17 15:00
+85(5.7%)
時価総額 17,576百万円
ガラス瓶で国内首位。樹脂容器や電子部品用ガラスも。兼業の物流が稼ぎ頭。24.3期上期は同業の設備縮小でガラス瓶が出荷増。値上げや子会社整理も利益改善に効く。固定資産売却特益。通期最高純益を計画。復配予定。 記:2024/01/18
5631 東証プライム
4,456
5/17 15:00
+292(7.01%)
時価総額 331,473百万円
フィルム・シート製造装置などの産業機械が主力。原発製品やクラッド鋼管も。配当性向は30%以上目安。販売価格の改善等で素形材・エンジニアリング事業は黒字転換。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/14
6406 東証プライム
4,257
5/17 15:00
+61(1.45%)
時価総額 350,777百万円
エレベータ・エスカレータ専業。収益の約半分をアジアで稼ぐ。国内市場では商品ラインナップを拡充。受注残高は増加。日本は黒字転換。南アジアは好調。固定資産売却益を計上。24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/04/14
6417 東証プライム
1,538
5/17 15:00
+20(1.32%)
時価総額 399,880百万円
パチンコ機・パチスロ機メーカー大手。関連装置も。パチンコ機ではエヴァンゲリオンシリーズの最新作を23年12月に投入。パチンコ機関連事業は堅調。販売台数が26万台と増加。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/11
6588 東証プライム
3,010
5/17 15:00
-25(-0.82%)
時価総額 173,463百万円
流通端末のトップメーカー。POSレジや店舗機器などの店舗システムに加え、複合機やオートIDシステムも展開。保守サービスでの強みを活かし、流通分野のDXを推進。国内向けPOSシステムの好調で3Q累計は増収。 記:2024/02/23
6920 東証プライム
43,170
5/17 15:00
+400(0.94%)
時価総額 4,070,327百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7236 東証プライム
3,735
5/17 15:00
+105(2.89%)
時価総額 25,069百万円
自動車や二輪車、建機、納期などに使われる熱交換器の専門メーカー。二輪車用とパワーショベル用で世界トップシェア。二輪車や建設・産業・農業機械向けに拡販。自動車用売上高の増加もあり、3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/02/23