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売り一巡後は底堅い相場展開、決算を手掛かりとした日替わり物色に

2023/4/27 8:24 FISCO
*08:24JST 売り一巡後は底堅い相場展開、決算を手掛かりとした日替わり物色に  27日の日本株市場は、売り一巡後は底堅い相場展開になりそうだ。26日の米国市場はNYダウが228ドル安だった一方で、ナスダックは55ポイント高と3日ぶりに反発。マイクロソフトなど予想を上回った決算が材料視されて買い先行で始まった。ただし、1-3月期に予想を上回る預金流出が発生したことを明らかにしたファースト・リパブリック・バンクが大幅に続落するなか、信用不安が再燃する格好からNYダウが下げに転じた。景気敏感株が軟調な反面、半導体株の一角が買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円安の28315円。円相場は1ドル133円60銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り優勢の相場展開が見込まれる。日経225先物はナイトセッションで一時28250円まで売られ、25日線辺りが次第に意識されてきた。昨日取引終了後に決算を発表したファナック<6954>やアドバンテスト<6857>は今期見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、指数の上値を抑える格好になりそうである。一方で、メタ・プラットフォームズが発表した決算は1株利益と売上高が予想を上回り、時間外取引で10%を超える上昇となったため、指数インパクトの大きい値がさ株の下支えになりそうだ。そのため、売り一巡後は次第に底堅さが意識されよう。  もっとも、主要企業の決算に振らされやすい需給状況である。大型連休を控えていることから積極的な売買は手控えられやすく、ゴールデンウイーク中に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているため、アク抜けを意識しつつも、いったんはキャッシュ化する動きにも向かわせそうである。そのため、個人主体の中小型株においては、利食い優勢の展開が見込まれる。短期的な売買が中心になるなか、決算を手掛かりとした日替わり物色になろう。  昨夕決算を発表したところでは、ファナックとアドバンテストについては売り一巡後の底堅さを見極めつつ、自律反発狙いの動きが期待される。そのほか、日空ビル<9706>、野村不HD<3231>、日立建機<6305>、JR東海<9022>、イチネンHD<9619>、サイバートラスト<4498>、フィード・ワン<2060>、Finatext<4419>、キヤノン<7751>、野村マイクロ<6254>、オムロン<6645>などが注目されそうだ。 《AK》
関連銘柄 13件
2060 東証プライム
957
5/13 15:00
-106(-9.97%)
時価総額 36,822百万円
大手配合飼料メーカー。国内飼料でトップシェア。畜産飼料と水産飼料に加え、食肉や鶏卵、水産物も展開。販売価格条件の改定等により、食品事業は黒字転換。飼料事業は大幅増益。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/09
4,372
5/13 15:00
-153(-3.38%)
時価総額 799,237百万円
野村HD系列の総合不動産。分譲マンションは「プラウド」ブランドで展開。海外展開に注力。住宅部門は伸長。住宅分譲事業の計上戸数の増加などが寄与。都市開発部門なども堅調。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/03/04
897
5/13 15:00
-3(-0.33%)
時価総額 43,917百万円
資産運用・保険業界向けにクラウド型の基幹システムを提供。アプリ開発やビッグデータ解析も。金融インフラストラクチャ事業は大幅増収。パートナー数の増加でストック収益などが伸びる。24.3期3Qは営業黒字転換。 記:2024/04/07
4498 東証グロース
1,910
5/13 15:00
+30(1.6%)
時価総額 15,356百万円
電子認証とセキュリティサービスが主力。リナックスに強みを持つ。SSL/TLSサーバー証明書をはじめとしたパブリック証明書サービス等を提供する。今上期の売上高と営業益が過去最高。リカーリングサービスが好調。 記:2024/01/17
5,470
5/13 15:00
+210(3.99%)
時価総額 222,126百万円
大手超純水製造装置メーカー。半導体やFPD向け装置を中心に、水処理装置を設計、施工、販売。水処理装置売上は好調。受注済み大型水処理案件の工事は進捗順調。低採算案件は一巡。24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/04/09
6305 東証プライム
4,496
5/13 15:00
-18(-0.4%)
時価総額 967,157百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6645 東証プライム
5,760
5/13 15:00
-170(-2.87%)
時価総額 1,187,971百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
6857 東証プライム
5,127
5/13 15:00
+10(0.2%)
時価総額 3,928,148百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,619
5/13 15:00
-53(-1.13%)
時価総額 4,663,098百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7751 東証プライム
4,361
5/13 15:00
-23(-0.52%)
時価総額 5,816,540百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
9022 東証プライム
3,458
5/13 15:00
+17(0.49%)
時価総額 3,561,740百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。流通、不動産も。輸送実績では東海道新幹線が2桁増。在来線も増加。流通業は堅調。営業費の増加などをこなし、24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/04
1,687
5/13 15:00
-5(-0.3%)
時価総額 40,930百万円
自動車リース、メンテナンス、燃料販売などを展開。パーキング、機械工具販売、合成樹脂事業等も。自動車整備工場向けケミカル製品などは販売順調。負ののれん発生益を計上。24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/02/23
9706 東証プライム
5,229
5/13 15:00
-529(-9.19%)
時価総額 487,055百万円
羽田空港国内・国際ターミナルビルのオーナー。羽田、成田などの空港で免税店・売店の運営も。24.3期3Q累計は旅客数増に伴って施設利用料収入や店舗売上が回復。販管費増こなして黒字に。配当性向は3割以上目安。 記:2024/04/11