マーケット
4/30 9:24
38,349.53
+414.77
38,386.09
+146.43
暗号資産
FISCO BTC Index
4/30 9:44:36
10,029,342
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は小幅続落、大型バリュー株上昇で一時切り返す場面も

2024/3/6 15:35 FISCO
*15:35JST 日経平均は小幅続落、大型バリュー株上昇で一時切り返す場面も 5日の米国市場は続落。ダウ平均は404.64ドル安(-1.04%)の38585.19ドル、ナスダックは267.92ポイント安(-1.65%)の15939.59、S&P500は52.30ポイント安(-1.02%)の5078.65で取引を終了した。利益確定売りが続き、寄り付き後、下落。その後、2月ISM非製造業景況指数など経済指標が予想以上に悪化したため景気への楽観的見方が後退し、相場は続落した。アップルやテスラの下落も相場の重しとなり、終日軟調に推移。さらに、明日から2日間にかけて行われる米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言を控えた調整売りに終盤にかけ下げ幅を拡大し終了した。 米国株安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は40000円台を割り込んだが、売り一巡後は大型バリュー株を中心とした買いが入ったことから、じりじりと下げ幅を縮小。後場は一時切り返す場面も見られるなど底堅い展開となった。なお、TOPIXは小幅ながら続伸しておりNT倍率は14.6倍台まで縮小しており、日経平均の過熱感は徐々に収まりつつある。 大引けの日経平均は前日比6.85円安(-0.02%)の40090.78円となった。東証プライム市場の売買高は18億3441万株、売買代金は5兆1232億円だった。セクター別では、海運業、精密機器、電気機器、サービス業、空運業などが下落した一方、鉱業、繊維製品、電気・ガス業、不動産業、パルプ・紙業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は72%、対して値下がり銘柄は24%となっている。 日経平均採用銘柄では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比2.05%下落したことから、ルネサスエレクトロニクス<6723>、レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>など半導体株の一角が下落。また、宝ホールディングス<2531>、ソフトバンクグループ<9984>、村田製作所<6981>もさえない。日経平均採用以外では、さくらインターネット<3778>が心理的な水準である10000円を前に失速。 一方、川崎重工<7012>、横河電機<6841>、三井金属<5706>が上昇したほか、あおぞら銀行<8304>、りそなホールディングス<8308>など銀行株もしっかり。また、一部証券会社のレポートを材料にニトリHD<9843>が続伸。日経平均採用以外では、三井ハイテク<6966>が業績予想の上方修正を発表し大幅高となったほか、アインHD<9627>がヘッジファンドのオアシスマネジメントが大量保有したことからストップ高。 《FA》
関連銘柄 15件
2531 東証プライム
1,028
4/30 9:19
+0.5(0.05%)
時価総額 205,292百万円
焼酎・清酒でトップ。みりんにも強み。傘下に研究用試薬のタカラバイオ。24.3期3Q累計は米国や英国でウイスキーの好調続く。国内ではソフトアルコール飲料が堅調。だがタカラバイオのコロナ特需剥落影響を補えず。 記:2024/04/10
3436 東証プライム
2,404
4/30 9:19
+20.5(0.86%)
時価総額 841,821百万円
半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
3778 東証プライム
5,390
4/30 9:19
+140(2.67%)
時価総額 202,777百万円
独立系のデーターセンター(DC)運営会社。24.3期3Q累計はクラウドインフラ提供サービスが順調増。だが人材・設備投資が利益の重石に。通期では最高業績を計画。北海道のDC拡張は24年10月以降に竣工予定。 記:2024/02/06
5706 東証プライム
4,926
4/30 9:19
+61(1.25%)
時価総額 282,403百万円
亜鉛に強い非鉄大手。機能材料の極薄銅箔で世界首位。自動車ドア周り製品でもシェア高い。24.3期3Q累計は自動車関連が好調も金属の在庫評価影響で営業益足踏み。営業外の受取配当金拡大。通期では増収増益を計画。 記:2024/03/09
2,524
4/30 9:19
-15.5(-0.61%)
時価総額 4,938,024百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6841 東証プライム
3,491
4/30 9:19
+47(1.36%)
時価総額 937,770百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
6920 東証プライム
34,260
4/30 9:19
+180(0.53%)
時価総額 3,230,238百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6966 東証プライム
7,077
4/30 9:19
-42(-0.59%)
時価総額 279,308百万円
リードフレームやプレス用金型、工作機械等を手掛ける。車載用モーターコアで世界トップシェア。超精密加工技術が強み。電機部品事業は好調。電動車向け駆動・発電用モーターコアは需要堅調。24.1期通期は2桁増収。 記:2024/04/16
6981 東証プライム
2,900.5
4/30 9:19
+33.5(1.17%)
時価総額 5,880,598百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7012 東証プライム
4,817
4/30 9:19
+104(2.21%)
時価総額 808,880百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
8304 東証プライム
2,452
4/30 9:19
-23.5(-0.95%)
時価総額 290,045百万円
旧日本債券信用銀行。個人富裕層や中小企業を中心に金融商品を販売。企業再生や不動産関連のファイナンスに強み。資金運用収益、その他経常収益などは増加。顧客関連ビジネスは順調。24.3期3Qは大幅増収。 記:2024/02/22
8308 東証プライム
986.7
4/30 9:19
+2.6(0.26%)
時価総額 2,369,047百万円
大手金融持株会社。りそな銀行や埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループを中核に、銀行業務やカード、信用保証等の金融サービスを提供する。今期3Q累計は資金運用収益等が堅調も、経常費用が増加した。 記:2024/02/01
9627 東証プライム
5,937
4/30 9:19
-11(-0.18%)
時価総額 210,336百万円
国内最大の調剤薬局チェーン。都心部で女性向けドラッグストアも。セブン&アイHDと提携。24.4期上期はコロナ影響緩和で処方箋枚数が回復。ドラッグも訪日客増や人流回復を追い風に好調続く。通期計画を上方修正。 記:2024/02/07
9843 東証プライム
21,500
4/30 9:19
-320(-1.47%)
時価総額 2,460,524百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09
9984 東証プライム
7,910
4/30 9:19
+128(1.64%)
時価総額 13,628,566百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10