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*15:42JST 日経平均は大幅反落、下げ幅は500円を超え17000円割れ 日経平均は大幅反落。寄り付き前に発表された7-9月期実質GDP速報値が前期比年率1.6％の減少と市場予想を大幅に下回ったことから、日経平均は前週末比109.45円安の17381.38円でスタート。その後も日本経済のリセッション（景気後退）懸念から利益確定売りが優勢で、下げ幅を拡大する展開に。後場はやや下げ渋る場面もあったが、大引け前に下げ幅は500円超となり、節目の17000円を割って本日の取引を終えた。 大引けの日経平均は前週末比517.03円安の16973.80円となった。東証1部の売買高は28億8971万株、売買代金は2兆8601億円だった。業種別では、その他金融業が4％を超える下落となったほか、保険業、電気・ガス業、ガラス・土石製品、陸運業が下落率上位だった。一方、上昇したのは繊維製品の1業種のみだった。 個別では、ソフトバンク<9984>、トヨタ自<7203>、ケネディクス<4321>、三井住友<8316>、みずほ<8411>など売買代金上位銘柄は全般軟調。また、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>といった指数寄与度の大きい値がさ株や、リクルートＨＤ<6098>の下げが目立った。その他では、上期決算を発表したソースネクスト<4344>が10％を超える下落に。一方、上期決算と同時に発表した増配や自己株式取得が好感された三菱ＵＦＪ<8306>が2％高、米ボーイングから炭素繊維を1兆円受注と報じられた東レ<3402>が4％高と堅調。また、米社との提携を発表したネオス<3627>はストップ高となった。 《HK》