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日経平均は3日続落、一時3月安値割り込むも前引けにかけて下げ幅縮小

2024/4/17 12:15 FISCO
*12:15JST 日経平均は3日続落、一時3月安値割り込むも前引けにかけて下げ幅縮小  日経平均は3日続落。前日比66.75円安(-0.17%)の38404.45円(出来高概算9億4000万株)で前場の取引を終えている。  16日の米国市場はまちまち。ダウ平均は63.86ドル高(+0.17%)の37798.97ドル、ナスダックは19.77ポイント安(-0.12%)の15865.25、S&P500は10.41ポイント安(-0.21%)の5051.41で取引を終了した。国際通貨基金(IMF)による経済成長率の上方修正や予想を下回った住宅関連指標を受けて、寄り付き後はまちまち。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長が、インフレが長期化した場合の高金利長期化の可能性を指摘すると金利が上昇し、相場の上値が抑制された。  さらに、パウエルFRB議長は経済が強く、利下げに向けたインフレの進展が不十分で現行の金利を想定以上に長く維持する可能性に言及したため売り材料となった。ただ、次の行動が利下げであることには変わりはないことから売りは限定的。良好な成長期待に終盤にかけてダウは再び買われ底堅く推移。一方、金利高が重しとなりナスダックは下落となった。  米国株が高安まちまちだったなか、前日の大幅安の反動が先行し、東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。日経平均も前日比プラスでスタートしたが、ほぼ寄付きを高値に上げ幅を縮小し一気に前日比マイナス圏に突入。米10年債利回りが4.68%台まで上昇したことで、国内金利も上昇。長期金利が前日比0.010%高の0.875%をつけたことから、大型株中心に弱い動きとなった。  日経平均採用銘柄では、総務省が3月に続き2度目の行政指導を行ったと伝わったことからラインヤフー<4689>が大幅安となったほか、中部電力<9502>、関西電力<9503>、東京電力HD<9501>など電力株も売られた。このほか、ENEOSホールディングス<5020>、オムロン<6645>、三菱自<7211>、住友鉱<5713>が下落。日経平均採用以外の銘柄では、マネーフォワード<3994>が下げ止まらず。  一方、好業績を材料にレゾナック<4004>が急騰し年初来高値を更新したほか、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>の海運株もそろって上昇。このほか、フジクラ<5803>、三菱重<7011>、川崎重<7012>がしっかり。日経平均採用以外の銘柄では、サービス値上げなどを発表したネオジャパン<3921>が急騰し、2021年10月以来の高値を付けた。  セクター別では、電気・ガス業、石油・石炭製品、鉱業、パルプ・紙、証券・商品先物取引業などが下落。一方、海運業、化学、その他製品、精密機器、機械の5セクターのみ上昇した。  前場の日経平均は、3月12日の取引時間中の直近安値38271.38円を一時下回る場面が見られた。一気に38000円台を割り込み、75日移動平均線が位置する37786円水準を意識した大幅安も警戒されたが、前引けにかけては下げ渋る恰好となった。半導体関連の上昇が日経平均の下支えとなっており、日経平均は相対的にTOPIXよりもしっかり。後場は引き続き為替睨みの展開となりそうだが、売り一巡後に値を戻した東京エレクトロン<8035>の動向次第では、日経平均は後場切り返す可能性もある。 《AK》
関連銘柄 18件
3921 東証プライム
1,462
4/30 9:53
-30(-2.01%)
時価総額 21,804百万円
ソフトウエア開発会社。グループウエアや営業支援に加え、顧客対応管理等のビジネスパッケージソフト、SIなどを展開。タイでの販路拡大を推進。官公庁や金融機関向けが堅調に推移し、24.1期は増収・大幅最終増益。 記:2024/03/28
3994 東証プライム
5,500
4/30 9:54
-68(-1.22%)
時価総額 295,801百万円
法人向け経理・人事労務クラウドが柱。個人向け資産管理アプリ、SaaSマーケティング支援等も。法人顧客獲得は順調。法人向けストック売上は好調。23.11期通期は2桁増収。24.11期も2桁増収見通し。 記:2024/02/02
3,414
4/30 9:54
+32(0.95%)
時価総額 631,252百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4689 東証プライム
382.4
4/30 9:54
+3.6(0.95%)
時価総額 2,918,156百万円
ヤフー、LINEなどの再編により誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。コマース事業は堅調。アスクルグループ、ZOZOグループが売上増。戦略事業は売上伸長。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/22
5020 東証プライム
727.1
4/30 9:54
+15.2(2.14%)
時価総額 2,348,739百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5713 東証プライム
5,361
4/30 9:54
+89(1.69%)
時価総額 1,559,054百万円
大手非鉄。銅、ニッケル、金を手掛け、事業連携による材料調達や製品開発に特徴。大電流・大面積仕様にも応用可能なプリンテッドエレクトロニクス用の厚膜導電性インクを開発。車載用電池材料の増販で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
5803 東証プライム
2,767
4/30 9:54
+67(2.48%)
時価総額 818,653百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
6645 東証プライム
5,406
4/30 9:54
+133(2.52%)
時価総額 1,114,960百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
7011 東証プライム
1,393
4/30 9:54
+47.5(3.53%)
時価総額 4,699,492百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7012 東証プライム
4,874
4/30 9:54
+161(3.42%)
時価総額 818,452百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7211 東証プライム
488.9
4/30 9:54
+16.2(3.43%)
時価総額 728,599百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
8035 東証プライム
35,140
4/30 9:54
+910(2.66%)
時価総額 16,573,184百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9101 東証プライム
4,384
4/30 9:54
+179(4.26%)
時価総額 2,236,563百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9104 東証プライム
4,787
4/30 9:54
+74(1.57%)
時価総額 1,732,947百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9107 東証プライム
2,144
4/30 9:54
+52.5(2.51%)
時価総額 1,532,377百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10
995
4/30 9:54
+13.8(1.41%)
時価総額 1,598,983百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。フュエル&パワー部門は黒字転換。燃料費調整制度の期ずれの影響が好転。営業費用減少。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
9502 東証プライム
2,038.5
4/30 9:54
+84(4.3%)
時価総額 1,545,183百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07
9503 東証プライム
2,329.5
4/30 9:54
+28(1.22%)
時価総額 2,186,779百万円
関西2府5県を管轄する電力会社。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信や不動産なども。小売販売電力量、他社販売電力量ともに増加。原子力利用率は上昇。燃料価格の低下等もあり、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/10