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【注目銘柄ダイジェスト】:エーバランスが急伸、電通グループが急反落

2021/2/16 16:57 FISCO
*16:57JST 【注目銘柄ダイジェスト】:エーバランスが急伸、電通グループが急反落 <3856> エーバランス 4600 +700 ストップ高買い気配。前日に上半期の決算を発表、営業利益は8.5億円で前年同期比4倍の水準となり、第1四半期の同54%増から増益率は大幅に拡大している。つれて、通期予想は従来の7億円から11.1億円、前期比3.1倍にまで大幅上方修正。特定子会社化したベトナムでの太陽光パネル製造販売企業が想定以上に寄与しているもよう。上方修正後の数値に対する進捗率も高く、さらなる上振れも期待できる状況のようだ。 <6098> リクルートHD 5284 +142 急伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は1433億円で前年同期比32.5%減益となったが、10-12月期は686億円で同1.5%減と減益幅が大きく縮小している。通期予想は従来の1467億円から1512億円、前期比26.6%減に上方修正、従来計画やや下振れがコンセンサスであったため、想定以上に底堅い業績推移と評価の動きが優勢になっている。労働力需要の底打ちでHRテクノロジー事業の収益が改善しているようだ。 <1911> 住友林 2259 -38 朝方急伸後に下落に転じている。前日に20年12月期決算を発表、経常利益は513億円で、1月29日の上方修正水準で着地した。9カ月の変則決算であったが、前年同期は431億円の水準であり、低金利環境などを背景として、実質大幅増益となった。21年12月期は800億円を計画、市場予想を小幅に下回る水準となっている。決算サプライズは乏しいものの、短期的な出尽くし感が先行、米長期金利の上昇による米国事業への影響懸念なども上値の重しに。 <6095> メドピア 7670 +360 急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は6.3億円で前年同期比3.4倍と急拡大し、通期予想の16.1億円、前期比45.7%増に対する進捗率は38.9%に達している。各事業領域でクライアントのDXが加速化しているほか、12月決算企業の広告需要の拡大もあって、売上高が倍増する状況となっている。第1四半期決算を受けて、当面の業容拡大に対する期待感があらためて高まる状況となっているもようだ。 <4324> 電通グループ 3665 -135 急反落。前日に20年12月期の決算を発表、調整後営業利益は1240億円で従来計画の1113億円を上振れたが、のれんの減損損失計上によって、営業損益は114億円の赤字予想に対して、1406億円の赤字となっている。オーガニック成長率が伸び悩んでいることもマイナス視されているようだ。発行済み株式数の5.32%に当たる1500万株、300億円を上限とする自社株買いの実施を発表しているが、支援材料にはつながっていない。 <5631> 日製鋼所 3140 -140 大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は87.4億円で前年同期比41.4%減益となったが、10-12月期は40.1億円で同7.5%増と増益に転じている。据え置きの通期計画100億円に対する進捗率も高く、業績上振れは十分に想定できる状況へ。ただ、足元の株価上昇で期待感は織り込まれており、10-12月期の受注伸び悩みもあって、目先的な出尽くし感が先行する状況にもなっているようだ。 <2492> インフォMT 928 -83 大幅反落。前日に20年12月期の決算を発表、営業利益は14.7億円で前期比40.4%減益となった。1月21日に上方修正済みであり、実績値にサプライズは乏しい。一方、21年12月期は7億円で同52.4%減と連続大幅減益の見通しになっている。年間配当金も3.71円から0.94円に減配の見通しとなっており、ネガティブ視する動きが優勢のようだ。サーバー体制増強によるデータセンター費の増加、人件費の増加などが響く形に。 <8113> ユニチャーム 4893 +151 大幅続伸。前日に20年12月期決算を発表、コア営業利益は1147億円で前期比27.8%増益となり、従来計画の1000億円を上振れ着地。市場予想もやや上回る水準となった。一方、21年12月期は1190億円で同3.7%増と連続増益予想。原材料価格や減価償却費などのコスト増を吸収する見通しとなっている。底堅い決算に加えて、上限400万株、160億円の自社株買いを発表したことなどもプラス材料視されているようだ。 <2427> アウトソシング 1532 -38 大幅続伸。前日に20年12月期の決算を発表、営業利益は143億円で前期比6.5%減益となったが、10-12月期は前四半期に続いての2ケタ増益となっている。また、21年12月期は251億円で同75.1%増と大幅増益の計画。市場コンセンサスは195億円程度であり、想定以上の業績見通しを好感する動きが優勢に。国内製造系、海外技術系、海外製造系及びサービス系の3セグメントでの収益拡大を見込んでいるようだ。 <3962> チェンジ 3685 -85 大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は46.2億円で前年同期比73.6%の大幅増益となった。通期予想は50.7-55.7億円、前期比20.7-32.6%増のレンジ予想を継続しているが、下限値に対する進捗率は91%に達している。第1四半期に利益は膨らみやすい状況といえ、増益率との比較でみても上振れが十分に期待できる状況となっている。また、中期計画では24年度営業利益160億円を計画、高い収益成長期待が再燃する展開に。
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1911 東証プライム
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時価総額 1,148,824百万円
米国の戸建分譲住宅事業などの建築・不動産事業、戸建注文住宅やリフォーム等の住宅事業が柱。1691年創業。木材建材事業、資源環境事業等も展開。戸建注文住宅事業ではZEH仕様住宅の受注拡大、施工効率化を図る。 記:2024/10/07
2427 東証プライム
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製造業向け人材派遣・業務請負が柱。M&Aを活用して国内外で事業拡大。昨年12月に発表したMBOの一環として米投資ファンドのベインが1株1755円でTOB実施。今年3月にTOBが成立し、同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/10
2492 東証プライム
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時価総額 72,381百万円
外食業界中心に、見積や受注、納品、請求、入金等のBtoBプラットフォームを提供。利用企業数は104万社超。FOOD事業は卸売企業向けサービスが順調。中期経営計画では26.12期売上高200億円目標。 記:2024/06/24
3856 東証スタンダード
963
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1,278
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時価総額 94,383百万円
企業や自治体のDX化支援ビジネスなどを手掛ける。IT人材の育成、ふるさとチョイスの運営等も行う。イー・ガーディアンなどを傘下に収める。LoGoチャット、LoGoフォームは有償自治体数が順調に増加。 記:2024/10/24
4324 東証プライム
3,760
11/27 15:30
-27(%)
時価総額 1,015,820百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
5631 東証プライム
6,276
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時価総額 466,991百万円
樹脂製造・加工機械、成形機、防衛関連機器の製造・販売等を行う産業機械事業が主力。素形材・エンジニアリング事業も。1907年創業。29.3期売上高3800億円目標。産業機械事業は内製化率の維持・向上図る。 記:2024/10/09
6095 東証プライム
483
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時価総額 10,619百万円
医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の運営等を行う集合知プラットフォーム事業が主力。かかりつけ薬局化支援サービス、薬局予約サービス「やくばと」等も。「やくばと」は医療機関における導入が順調。 記:2024/08/29
10,275
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時価総額 16,952,127百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
8113 東証プライム
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時価総額 2,452,294百万円
大手衛生用品メーカー。生理用品、ベビー用紙おむつで国内トップシェア。ペットケア用品、業務用食品包装資材等も。海外売上高比率は6割超。大人用排泄ケア用品は東南アジア地域で商品ラインアップの拡充図る。 記:2024/06/29