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16日の中国本土市場概況:上海総合1.0%安で続落、半導体株に売り

2023/2/16 16:57 FISCO
*16:57JST 16日の中国本土市場概況:上海総合1.0%安で続落、半導体株に売り 下記の通り修正します。 (誤) (正) 16日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比31.46ポイント(0.96%)安の3249.03ポイントと続落した。 利食い売り圧力が意識される流れ。中国景気の持ち直し期待などで、上海総合指数は一時、昨年7月以来の水準まで上昇した。中国発の新規材料に乏しい中で、終盤に入りマイナスに転じている。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、半導体の下げが目立つ。半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が4.3%安、半導体装置メーカーの吉林華微電子(600360/SH)が3.5%安、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が3.4%安で引けた。ハイテク分野に対する米国の対中圧力で、生産に支障が出るとの不安がくすぶっている。 非鉄株もさえない。中国アルミ(601600/SH)と廈門タングステン業(600549/SH)がそろって3.8%安、江西銅業(600362/SH)が3.1%安、洛陽モリブデン(603993/SH)が2.4%安と値を下げた。 発電・電力設備株も安い。上海電力(600021/SH)が3.2%、華電国際電力(600027/SH)が2.5%、国電南瑞科技(600406/SH)が2.9%、特変電工(600089/SH)が2.6%ずつ下落した。金融株、自動車株、医薬品株、エネルギー株、インフラ建設関連株、不動産株、運輸株なども売られている。 半面、通信セクターはしっかり。中国電信(601728/SH)が8.2%高、中国聯通(600050/SH)が3.2%高、中国移動(600941/SH)が2.4%高で取引を終えた。食品・酒造株の一角も買われている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.97ポイント(0.66%)安の294.67ポイント、深センB株指数が3.18ポイント(0.26%)安の1233.59ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《CS》