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19日の中国本土市場概況:上海総合0.59%安で続落、自動車と機械に売り

2022/8/19 17:09 FISCO
*17:09JST 19日の中国本土市場概況:上海総合0.59%安で続落、自動車と機械に売り 19日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比19.46ポイント(0.59%)安の3258.08ポイントと続落した。 引き続き景気悪化の懸念が重し。国内では新型コロナウイルスの新規感染数が増加しているほか、猛暑による電力不足の影響で、一部地域では工場操業が一時停止されている。ただ、下値は限定的。景気対策の期待感が相場を支えた。政府高官は相次いで、消費や投資の拡大で経済を支える必要性に言及している。また、週明け22日に公表される銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、住宅ローン金利の指標となる5年物が4.45→4.35%、実質的な政策金利と呼ばれる1年物が3.70→3.60%に引き下げられるとの見通しがコンセンサスだ。(亜州リサーチ編集部) 自動車株が下げを主導する。安徽江淮汽車(600418/SH)が4.5%安、廈門金龍汽車集団(600686/SH)が4.3%安、寧波均勝電子(6006998/SH)が4.4%安、寧波高発汽車控制系統(603788/SH)が3.8%安で引けた。 機械株も安い。合肥合鍛智能制造(603011/SH)が5.0%、安徽全柴動力(600218/SH)が5.6%、合肥合鍛智能制造(603011/SH)が5.0%、杭州前進歯輪箱集団(601177/SH)が4.3%ずつ下落した。 セラミック、電子部品株もさえない。プラスチック、船舶製造、非鉄金属、家電株なども売られている。 半面、電力株は高い。上海電力(600021/SH)、華能国際電力(600011/SH)、楽山電力(600644/SH)がそろってストップ高。大唐国際発電(601991/SH)が7.6%、華銀電力(600744/SH)が7.4%ずつ上昇した。石炭、商業百貨株も買われている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.17ポイント(0.38%)安の306.56ポイント、深センB株指数が12.61ポイント(1.00%)安の1243.25ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《FA》