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芙蓉リース Research Memo(5):2024年3月期も営業資産の積み上げ等で、通期でも過去最高業績を更新見通し

2024/1/24 13:05 FISCO
*13:05JST 芙蓉リース Research Memo(5):2024年3月期も営業資産の積み上げ等で、通期でも過去最高業績を更新見通し ■業績見通し 1. 2024年3月期の業績予想 2024年3月期の業績について芙蓉総合リース<8424>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比1.6%増の7,000億円、営業利益を同10.5%増の570億円、経常利益を同7.2%増の640億円、親会社株主に帰属する当期純利益を同10.4%増の430億円と増収増益を見込んでいる。 好調な「不動産」「航空機」「エネルギー環境」や、需要が拡大している「BPO/ICT」の伸び(ノンアセット収益の拡大)などが増益に寄与する想定である。 全体のROAについても、収益性を重視したアセットコントロールやノンアセット収益の拡大により着実な改善を図る。 2. 弊社の見方 同社の業績予想に達成のためには、下期の営業利益292億円、経常利益308億円、最終利益200億円があれば足りる。もちろん、世界的なインフレ進行や金利上昇による影響を含め、先行き不透明感が漂う外部環境には引き続き注意が必要であるものの、上期業績の進捗や、「不動産」「航空機」「エネルギー環境」などの収益性の高い資産が積み上がっていることを勘案すれば、業績予想は十分に達成可能であると弊社では見ている。また、上期段階では進捗に遅れが見られた「BPO/ICT」についても、業務効率化や働き方改革などの需要が拡大していることに加え、DXやAIを活用した体制が整ってきたことから、新たな需要の取り込みや収益性の向上に期待ができる。同様に「ヘルスケア」についても、案件ストックの積み上がりから、キャッチアップできる可能性は十分にあると見ている。中期経営計画に掲げる財務目標、並びに非財務目標の達成に向けて、短期・中長期の両面から各取り組みの進捗をフォローしていきたい。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《SI》
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みずほ系総合リース会社。情報通信機器・事務用機器、産業工作機械等のリース業務などを行うリース及び割賦が主力。不動産ファイナンス等も。ヒューリックと共同開発するヒューリック銀座六丁目昭和通ビルが竣工。 記:2024/07/01