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ティア Research Memo(2):葬儀・法要の請負、アフターフォロー、葬儀会館「ティア」の運営とFC事業を展開

2023/12/4 13:12 FISCO
*13:12JST ティア Research Memo(2):葬儀・法要の請負、アフターフォロー、葬儀会館「ティア」の運営とFC事業を展開 ■ティア<2485>の事業概要 1. 事業内容 名古屋を地盤とした葬儀会館「ティア」の運営を目的に、1997年に設立。「日本で一番『ありがとう』と言われる葬儀社」を目指して、「葬儀価格の完全開示」「適正な葬儀費用」を業界に先駆けて提唱してきた。葬儀業が究極のサービス業であるとの認識のもと、「徹底した人財教育によるサービスの向上」によって顧客からの支持を集め、成長を続けている。 事業内容は葬儀・法要の請負、葬儀施行後のアフターフォロー、葬儀会館「ティア」の運営とFC事業からなる。FC事業については出店エリアの市場調査から会館企画、従業員教育、経営指導、葬儀付帯品等の販売、アフターフォローに至るまでトータルサポートを行っている。FC事業の売上高の中には、加盟時に支払う加盟金(2百万円)や出店申込金(3百万円)のほか、ロイヤリティ収入(売上高の3%)、物品売上、社員に対する教育サービス料などが含まれる。なお、FC加盟に関しては同一商圏内に複数出店が可能な事業者であることを条件としている。また、以前までは同業者の加盟を認めていなかったが、今後は理念に共感する同業者であればFC加盟だけでなく、M&A対象としても検討を進めていく。 事業セグメント別の構成比で見ると、直営店舗で行う葬祭事業が売上高、セグメント利益ともに96~97%を占める主力事業となっており、ここ数年大きな変動はない。FC事業が収益に与える影響はまだ小さいが、将来的に全国展開を進めていく際にはFC方式での展開が効率的と考えており、長期的な視点で見れば上昇していくものと予想される。 2023年9月末時点における連結子会社は1社で、2017年5月に愛知県内で湯灌サービス及びメイク納棺業務を行う(有)愛共(現 (株)ティアサービス)を子会社化した。現状は「ティア」向けの湯灌サービスや生花販売等が売上高の大半を占めるため、単体と連結業績の差はわずかだが、関連業務をグループで内製化することで売上原価率の改善に寄与している。また、2022年11月には(株)ベンリーコーポレーションが展開する生活支援サービス「Benry」にFC加盟し、「ティアの会」会員向けの生活支援サービスや自社葬儀会館の営繕業務を名古屋市内の一部地域で開始している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《SI》
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時価総額 9,724百万円
葬儀会館「ティア」を直営・FC展開。中部、関西、関東地区中心。グループ会館数は206店舗。個人宅などでもサービスを提供する。ドミナント出店による利便性向上図る。買収で売上拡大。販管費等の増加を吸収。 記:2024/09/30