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今週のマーケット展望「日経平均予想は2万7000~2万8000円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)
2022/6/6 13:47
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*13:47JST 今週のマーケット展望「日経平均予想は2万7000~2万8000円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ) 皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。 先週は、日経平均が皆さんの意識する節目である27,500円台を超えて、力強い展開でした。アフターコロナ銘柄である外食企業の上昇も目立ち、日本株に元気が戻ってきた週でしたね。 さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、6月6日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。 まず広木さんは、『基本的に米国株の最悪期は過ぎた』と切り出します。 そして、『それを顕著に示したのが、先週のADP雇用統計が予想を下回る弱い結果となっても、それでFRBのタカ派姿勢が緩和されるとの思惑で株式市場が大幅高で反応したことである』として、『つまり、悪い結果にも良いところを見出そうとする(良く言えば)ポジティブ思考、(悪く言えば)いいとこ取りができるようになったということである』と解説しています。 『その背景は売り方の買い戻しに過ぎないとの見方が大勢を占める』としつつも、『しかし、売り方に買い戻しを迫るほど状況が改善したのは事実だ』と、広木さんは見ているようです。 さらに、日経平均についても『戻り売りをこなして2万7500円の節目をあっさり超えた』とし、『7兆円と推定される3月末配当金の再投資に対する先回り買いに加え、企業の自社株買いなど需給が改善している』と、その背景を説明しています。 そんな中、『今週の大きなイベントは米国の5月CPI(消費者物価指数)発表(10日)である。市場予想はコアで前年同月比5.9%の上昇。前回、4月CPIはコアで6.2%増と8カ月ぶりに伸びが鈍化した』として、『今回のCPIが市場予想の範囲に収まれば連続して伸びが鈍化する傾向が確認され市場の強い支援材料となるだろう』と予想しています。 そして、『そのCPI発表を夜に控える10日は日本市場のメジャーSQだ。CPI発表を控えて大半の投資家が様子見姿勢で動けないことが明々白々なだけに投機筋に売り仕掛けを狙われやすいことには注意が必要である』と呼び掛けています。 その他の予定については、『6日にアップルの開発者会議(WWDC)、8日に5月の景気ウォッチャー調査、9日にECB定例理事会、10日に中国の5月PPI、中国5月CPIなどが予定されている』と伝えています。 この中で注目は『景気ウォッチャー調査だ』とのこと。 『コロナ規制が緩和され街に人出が戻った5月のデパートやアパレルの売上は軒並み好調な内容となった。街角景気の改善を期待したい』と見解を述べています。 参考にしてみてくださいね。 山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。 フィスコマーケットレポーター 山崎みほ 《FA》
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