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今週のマーケット展望「日経平均予想は29500~30000円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)

2021/11/8 10:08 FISCO
*10:08JST 今週のマーケット展望「日経平均予想は29500~30000円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ) 皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。 米株高を受けて、今朝の日経平均も寄付きは反発しながらも、ちょっと上値が重い動きをしていますね。 さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、11月8日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。 まず広木さんは、『米国株は絶好調だ。FRBがテーパリングを決めても株価は高値を更新し続ける。ダウ平均は反発して再び最高値を更新、S&P500は7日続伸、ナスダック総合は10日続伸だ』と伝えています。 そして、これについて『先週末発表された雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比53万1000人増と45万人増を見込んだ市場予想を上回り、失業率も9月の4.8%から4.6%に低下した。それでも長期金利は一時、1.43%と前日の1.52%から大幅に低下した。強い経済指標が出ても金利は低下する。これで株高にならないわけがない』と解説しています。 一方、『日本株は良好な外部環境やそれを反映した米国株高にまったくついていけない』と言及。 『日曜日の日経新聞が報じたように日本企業の業績は一段と上振れしている。日経が5日までに決算と今期予想を発表した企業784社を集計したところ、22年3月期の増益率予想は45%と8年ぶりの高い伸び率となるという』といい、『実際に日経平均の予想EPSも徐々に切れ上がってきていたが、先週末には急上昇して約2,150円に達している。これをベースに測れば仮に3万2000円になったとしてもPERは14.9倍だ。そのくらいの水準になっていて然るべきだが、そうなっていない現状は大きくディスカウントされている、すなわちリスクプレミアムが乗っているということであり、端的に言って買い場である』と見解を述べています。 また、『8日にソフトバンクG<9984>が4〜9月期決算を発表する』として、『足元の米株高などで先行きを強気に見ることもできる一方、中国株下落の影響も気になるところだ。日経平均への寄与度が高い銘柄だけに決算発表をきっかけにした株価の波乱には注意したい』と示唆しています。 そのほか、『週末には東京エレクトロン<8035>の決算発表も控えるが、今週は新興市場でも注目企業の決算発表が目白押し。8日にワークマン<7564>、10日にJTOWER<4485>、11日に日本マクドナルドHD<2702>、GMOフィナンシャルゲート<4051>、そーせいグループ<4565>、12日にフリー<4478>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、フェローテックHD<6890>、ウェルスナビ<7342>』など、主要な決算を挙げています。 そんななか、『岸田首相は今月中旬に経済対策をまとめるとしている。骨子はすでに発表されているが、より具体的な内容や規模がそろそろ明らかになるころだ』と広木さん。 『市場が好感するようなメニューは多くないが、安全安心な形に見直した「Go Toトラベル」事業再開やデジタル田園都市国家構想を具体化する交付金などの成長投資案件はポジティブ材料になるだろう』とみているようです。 最後に、『米国株が今週も一段高となれば ‐ そうなる可能性が高いと見るが ‐ 日本株も出遅れ修正の動きとなって日経平均3万円回復もあり得るだろう』と予想しています。 参考にしてみてくださいね。 山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。 フィスコマーケットレポーター 山崎みほ 《FA》
関連銘柄 11件
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国内最大のハンバーガーチェーン。1971年創業。2900店舗超。米マクドナルド・コーポレーションとライセンス契約を締結。デリバリーサービスの提供店舗拡大図る。タッチパネル導入を進めレジの省人化図る。 記:2024/12/10
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4478 東証グロース
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4485 東証グロース
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通信インフラシェアリング事業を展開。屋内インフラシェアリング、屋外タワーシェアリング、ローカル5Gサービス等を手掛ける。国内IBS事業などの拡大図る。米投資会社がTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/10/11
4565 東証プライム
986
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時価総額 88,644百万円
Nxera Pharma UK、ネクセラファーマジャパンなどを傘下に収める持株会社。旧社名はそーせいグループ。神経疾患、消化器疾患、免疫疾患などで自社開発パイプラインを保有。日本・APAC事業の強化図る。 記:2024/11/11
3,965
1/10 15:30
+30(%)
時価総額 381,889百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータ等も手掛ける。新規案件の寄与で産業用ロボットは受注順調。27.3期営業利益150億円目標。 記:2024/12/22
2,675
1/10 15:30
-6(%)
時価総額 126,041百万円
真空シール、石英製品、セラミックス製品等の製造・販売を行う半導体等装置関連事業が主力。サーモモジュール、パワー半導体用基板等の電子デバイス事業も。デジタル化・自動化の推進などで生産効率の向上を図る。 記:2024/10/06
7342 東証グロース
1,945
1/10 15:30
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時価総額 115,374百万円
全自動で資産運用をするロボアドバイザーサービス「ウェルスナビ」を手掛ける。20~50代の勤労世代が主要顧客。運用者数は40万人超。預かり資産は1兆2000億円超。24年2月に三菱UFJ銀行と資本業務提携。 記:2024/08/20
7564 東証スタンダード
4,250
1/10 15:30
+100(%)
時価総額 347,850百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
8035 東証プライム
27,025
1/10 15:30
-10(%)
時価総額 12,745,882百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向は50%目処。海外売上高比率が高い。積極的な設備投資を継続。 記:2024/12/20
9984 東証プライム
9,251
1/10 15:30
-78(%)
時価総額 13,598,924百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。スマホ契約数は増加。コンシューマ事業はモバイルサービス、ブロードバンドサービス売上等が順調。 記:2024/11/27