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日本電技---2Q増収・2ケタ増益、空調計装関連事業の売上高が順調に推移

2021/11/4 16:27 FISCO
*16:27JST 日本電技---2Q増収・2ケタ増益、空調計装関連事業の売上高が順調に推移 日本電技<1723>は2日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.7%増の121.95億円、営業利益が同18.7%増の9.26億円、経常利益が同17.1%増の9.78億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同51.6%増の8.60億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を2022年3月期第1四半期の期首から適用しており、2022年3月期第2四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっている。 空調計装関連事業の受注高は前年同期比6.0%減の170.82億円、売上高は同7.0%増の107.52億円となった。受注工事高は、新設工事において、研究施設及び事務所向け物件等が減少、既設工事において、工場及び研究施設向け物件等が増加し、169.60億円(同6.0%減)となった。内訳は、新設工事が47.49億円(同30.9%減)、既設工事が122.11億円(同9.4%増)だった。完成工事高は、新設工事において、事務所及び工場向け物件等が減少したものの、既設工事において、事務所及び研究施設向け物件等が増加し、106.31億円(同7.4%増)となった。内訳は、新設工事が38.64億円(同25.4%減)、既設工事が67.66億円(同43.4%増)だった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は1.21億円(同16.5%減)となった。 産業システム関連事業の受注高は前年同期比26.3%減の18.30億円、売上高は同30.2%減の14.43億円となった。受注工事高は、電気工事等の減少により、16.98億円(同26.2%減)となった。完成工事高は、地域冷暖房関連設備の計装工事等の減少により、13.10億円(同30.5%減)となった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は1.32億円(同27.1%減)となった。 なお、同社グループの売上高は、通常の営業の形態として、工事の完成引渡しが第4四半期に集中し、これに伴う稼働率が高まるため、第1四半期から第3四半期における売上高に比べ、第4四半期の売上高が多くなるといった季節的変動がある。 2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比6.1%減の320.00億円、営業利益は同11.7%減の40.50億円、経常利益は同12.0%減の41.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.9%減の28.30億円とする期初計画を据え置いている。 《ST》
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空調自動制御システムなどの空調計装関連事業が主力。工場・各種搬送ライン向け計装工事等を行う産業システム関連事業も展開。高砂熱学工業などが主要取引先。空調計装関連事業では施工体制の再構築・強化図る。 記:2024/08/26