マーケット
11/6 15:15
39,480.67
+1,005.77
42,221.88
+427.28
暗号資産
FISCO BTC Index
11/6 21:32:00
11,480,487
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~アジア株警戒も米ハイテク株上昇が下支え

2024/10/9 12:17 FISCO
*12:17JST 後場に注目すべき3つのポイント~アジア株警戒も米ハイテク株上昇が下支え 9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、アジア株警戒も米ハイテク株上昇が下支え ・148円10銭台で推移、ドルの上値は再び重くなる ・値下り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は反発、アジア株警戒も米ハイテク株上昇が下支え 8日の米国株市場は、126.13ドル高の42080.37ドル、ナスダックは259.02ポイント高の18182.92で取引を終了した。中東情勢の緊迫化懸念が緩和し、寄り付き後、上昇。NY連銀のウィリアムズ総裁などが小幅な利下げ選択肢も存続することを示唆すると一時相場は売られた。ただ、押し目からはソフトランディング期待やAIの強い需要期待に半導体エヌビディアなどハイテクが買われ、相場を支援し、再び上昇。終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了した。 米国株の上昇と為替の落着きなどを材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は39000円台を回復した後、上げ幅をやや縮めたものの、前日比プラス圏でのしっかりとした推移となった。引き続き上海総合指数が前日比3%超の大幅安となっているが、香港ハンセン指数は前日終値水準でもみ合っており中国市場は方向感に乏しい。本日の東京市場も、中国などアジア株式市場を睨んだ展開となっている。 日経平均採用銘柄では、買収提案しているカナダ企業が価格を引き上げると報じられたことで7&iHD<3382>が一時前日比10%超急騰し年初来高値を更新した。また、米エヌビディアの上昇を受けて、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、東京エレクトロン<8035>など半導体株の一角が買われた。このほか、IHI<7013>、川崎重工<7012>、ディスコ<6146>、ZOZO<3092>、キヤノン<7751>などが上昇した。 一方、任天堂<7974>はサウジアラビア政府系ファンドが一部保有株を売却したことが判明したことで下落。また、原油価格の下落を受けて、INPEX<1605>、出光興産<5019>など資源関連銘柄の一角も弱いほか、三井物産<8031>、丸紅<8002>、三菱商事<8058>など商社株も売られた。このほか、住友化学<4005>、東海カーボン<5301>、日本製鋼所<5631>、JFEホールディングス<5411>などがさえない。 業種別では、小売業、サービス業、情報・通信業、精密機器、医薬品などが上昇した一方、鉱業、保険業、電気・ガス業、鉄鋼、卸売業などが下落した。 本日の大引け後に衆議院が解散し、臨時閣議にて15日公示、27日投開票のスケジュールを正式に決める見込みだ。13時より80分間の党首討論が予定されているが、既に4日の段階で、防災体制の強化や物価高対策などの経済対策の策定を行っていることから、石破首相の発言で株式市場や為替市場が動意付くことはないと考える。後場の東京市場は引き続き中国などアジア市場の動向を注視した展開となろう。積極的な買いが手控えられていることから、日経平均は39000円台を割り込む可能性もありそうだ。 ■148円10銭台で推移、ドルの上値は再び重くなる 9日午前の東京市場で米ドル・円は148円10銭台で推移。148円01銭まで下げた後、148円43銭まで反発したが、上値は再び重くなっているようだ。ここまで取引レンジは148円01銭から148円43銭。ユーロ・ドルは上げ渋り、1.0981ドルから1.0969ドルで推移。ユーロ・円は強含み、162円46銭まで売られた後、162円87銭まで反発。 ■後場のチェック銘柄 ・アプリックス<3727>、コラボス<3908>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・8月貿易収支:-704億ドル(予想:-705億ドル、7月:-789億ドル) ・カナダ・8月貿易収支:-11億加ドル(予想:-5億加ドル、7月:-2.9億加ドル) 【要人発言】 ・ウィリアムズ米NY連銀総裁=FT 「FRBの現在のスタンスは経済のソフトランディングに向けて良い位置にある」 「雇用統計は経済が健全であることを示している」 「9月の利下げは将来の行動の規則を示していない」 「金利を一段と中立水準に移行させることが目標」 「雇用強く米経済の健全性を保っている」 ・ムサレム米セントルイス連銀総裁 「斬新的利下げが望ましい」 「過剰に早く、大幅な利下げを警告、忍耐が妥当」 <国内> ・臨時国会会期末 <海外> ・15:00 独・8月貿易収支(予想:+185億ユーロ、7月:+170億ユーロ) 《CS》
関連銘柄 22件
1605 東証プライム
2,020
11/6 15:30
+3(%)
時価総額 2,801,067百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
3092 東証プライム
4,896
11/6 15:30
+71(%)
時価総額 1,471,121百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
2,205
11/6 15:30
±0(%)
時価総額 5,743,046百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
3727 東証グロース
149
11/6 15:24
+2(%)
時価総額 3,301百万円
音声・データ通信サービス、通信機能付きAIドライブレコーダー等のストックビジネス事業が主力。受託開発やSESなどのシステム開発事業も展開。モバイルWiFiルーター「THE WiFi」の拡販等に注力。 記:2024/08/02
3908 東証グロース
338
11/6 15:30
+7(%)
時価総額 1,620百万円
ハードフォン型コールセンターシステム「@nyplace」、ソフトフォン型コールセンターシステム「COLLABOS PHONE」が主力。顧客情報管理システム等も。AIコールセンターシステムは新規獲得進む。 記:2024/10/06
4005 東証プライム
399.5
11/6 15:30
+1.8(%)
時価総額 662,059百万円
大手総合化学メーカー。1913年創業。合成樹脂、アルミナ製品、光学製品、農薬、医療用医薬品等を製造・販売。液浸ArF等で世界シェアトップクラス。アグロ&ライフソリューションなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/07
5019 東証プライム
1,032
11/6 15:30
±0(%)
時価総額 1,536,982百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
5301 東証プライム
883.2
11/6 15:30
+22.9(%)
時価総額 198,670百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
5411 東証プライム
1,862
11/6 15:30
+28.5(%)
時価総額 1,144,084百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
5631 東証プライム
5,483
11/6 15:30
+380(%)
時価総額 407,869百万円
樹脂製造・加工機械、成形機、防衛関連機器の製造・販売等を行う産業機械事業が主力。素形材・エンジニアリング事業も。1907年創業。29.3期売上高3800億円目標。産業機械事業は内製化率の維持・向上図る。 記:2024/10/09
6146 東証プライム
46,750
11/6 15:30
+2,210(%)
時価総額 5,063,820百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6857 東証プライム
9,625
11/6 15:30
+726(%)
時価総額 7,374,107百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6920 東証プライム
20,730
11/6 15:30
+730(%)
時価総額 1,954,549百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7012 東証プライム
6,285
11/6 15:30
+430(%)
時価総額 1,055,390百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7013 東証プライム
9,280
11/6 15:30
+1,500(%)
時価総額 1,435,430百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
10,440
11/6 15:30
+45(%)
時価総額 1,060,600百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
7751 東証プライム
5,003
11/6 15:30
+18(%)
時価総額 6,672,816百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
7974 東証プライム
8,100
11/6 15:30
+444(%)
時価総額 10,519,389百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8002 東証プライム
2,420.5
11/6 15:30
+70(%)
時価総額 4,057,675百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8031 東証プライム
3,270
11/6 15:30
+53(%)
時価総額 9,899,555百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
23,460
11/6 15:30
+530(%)
時価総額 11,064,510百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8058 東証プライム
2,783.5
11/6 15:30
+68.5(%)
時価総額 11,632,297百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07