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個人投資家hina:暴落時でも買いの円高メリット2銘柄【FISCOソーシャルレポーター】

2024/3/12 14:38 FISCO
*14:38JST 個人投資家hina:暴落時でも買いの円高メリット2銘柄【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「hina」氏(ブログ:hinaの株ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年3月月11日15時に執筆 『hinaの株ブログ』を執筆しておりますhinaと申します。ニッポン放送の人気番組【飯田浩司のOK!Cozy up!週末増刊号】に毎週レギュラー出演中。Yahoo!特設掲示板にて、「ピストン西沢とhinaの投資部屋」を運営中。CAMPFIREコミュニティにて投資情報配信サロン「hinaの株プレミアム」を開設、市場営業日には毎日メルマガを配信しています。株の入門書『超ど素人が極める株』は翔泳社から出版。増刷中です。 ◎米国市場 昨晩の米国株式市場はNYダウが-68ドル、-0.18%の38722ドル。NASDAQは-188ポイント、-1.16%の16085ポイントと下落しました。米市場で下げが目立っていたのが、エヌビディアでした。エヌビディアはこのところの世界的な半導体相場、AI相場の中心的銘柄でした。同社が金曜日、-5.5%下落したことで半導体関連株は総崩れとなっていましたので、この影響は日本市場にも大きく影響しています。 ◎日本市場 日経平均は急落しています。日経平均は寄り付き-456円の39232円からスタート。寄り後はだんだんと売り込まれて行く相場が続きました。前場のうちは-900円程度となる38700円から38800円くらいの間で値動きが続きました。前場終わりごろの市場の関心事は、前引け段階でTOPIXが-2%以上で引けるのか?ということでした。-2%以上下がる場面があれば、過去には日銀がTOPIXのETFを買いに来る(日銀砲)ということが見られていましたが、昨年10月4日に日銀がETFの買い入れをしてから、一度も日銀の買いは発生していません。 今日、久々に日銀が買ってくると言われている水準を付けたことで、本当に日銀が買ってくるのか?それが市場関係者の一番の関心事だったと思います。実際にTOPIXが-2.2%で引けて、日銀がETFを昼から買いに来るなら昼から相場は切り返すのでは?と考えた向きは多かったと思います。後場に入ると日経平均は一段安となり、-1000円を越え、-1200円程度まで売り込まれていきました。日銀が本当にETFを買ったかどうかは本日の夕方に日銀から発表があるまでわからないのですが、その結果を待つことなく日経平均はずるずると下げていきました。 三井E&S<7003>がストップ安売り気配をつけたあたりで、全体に売り物が増えた感がありました。同社はこのところ大きく上昇した銘柄で、上昇局面で参加していた投資家は多かったのではと思います。その銘柄が反対売買に押されてストップ安売り気配となり、売りたくても売れなくなってしまったので、他の銘柄をつなぎ売りする必要がでた人が多くなったのではと推察します。他にも今年に入って上昇著しかった、さくらインタ-ネット<3778>が朝からストップ安売り気配で寄らなかったことも雰囲気は悪くした感はありましたね。 本日どうしてここまで下げたのか、という理由として大きくは ・エヌビディア株が大幅安となって日本の半導体関連が大幅安となった ・日銀が来週行われる金融政策決定会合で、マイナス金利が解除されるのではと観測されていること などが挙げられます。 日経平均は今年に入ってから7000円ほど上昇していました。4万円台の高値をつけてから2000円ほどの押し目となってきていて、値幅的にはこのくらいの下げ幅はあって然り、という下げ方ではありますが、あまりにスピードが速くて対応していくのが大変です。ずっと高い相場が続いていましたので押し目が欲しいところ、と思っていた人も多いとは思いますが、こんなに速くて大きな下げはちょっと困る・・という人も多いところでしょう。短い期間で大きく上げた相場は、短い期間で大きめの調整が起きるものですね。これがどこで起きるかなどはわかるものではありませんし、やはり大きすぎるポジションを張らないということが肝要ですね。 本日は今朝の私の売買内容をちょっと書いておきたいと思います。今朝の時点で、為替ドル円は147円割れになるほどの急速な円高になっていました。全体相場が崩れてはいましたが、円高メリット銘柄には物色の手が伸びるのでは?と考え、円高メリット銘柄でいつも見に行く、セリア<2782>と神戸物産<3038>この2つの銘柄を寄り付きから買いに行きました。円高メリット銘柄の筆頭に挙げられるのはニトリHD<9843>ですが、今の時点で23000円以上します。約定代金で230万を超えていて、やりにくさもあり売買はしていません。 円高メリット=セリア&神戸物産、と私の中でセッティングができているので、それを実行しただけのことではあります。市場全体の流れが悪いので、とりあえずは日ばかりでと決めていまして、数十円抜きで2銘柄とも閉じてしまいました。円高だからと言って円高メリット銘柄が必ず上がるというものではありませんが、久々に大きめに円高方向に振れていたので少し動きは出るのではと見ていました。今日のテーマとしては、「円高メリット」でしたが、このようなテ-マの時の銘柄はこれ、というものを2~3銘柄ずつほど覚えていくようにしたら、とっさの時に一歩速く注文を出せるようになれると思います。 ---- 執筆者名:hina ブログ名:hinaの株ブログ 《TY》
関連銘柄 5件
2782 東証スタンダード
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時価総額 208,029百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。店舗数は2000店舗超。客数堅調。商品は100円均一を維持。関東の出店増やす。人件費増が重し。 記:2024/10/11
3038 東証プライム
3,718
11/27 15:30
+127(%)
時価総額 1,017,245百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート、菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。業務スーパーの総店舗数は1070店舗超。中計では26.10期売上高5430億円目標。 記:2024/10/24
3778 東証プライム
4,855
11/27 15:30
-55(%)
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7003 東証プライム
1,547
11/27 15:30
-112(%)
時価総額 159,494百万円
舶用エンジン、コンテナクレーン等を手掛ける総合重工メーカー。1917年に旧三井物産造船部として創業。舶用大型エンジン、港湾クレーンで国内トップシェア。舶用推進、港湾物流の中核事業中心に収益力強化進める。 記:2024/10/12
9843 東証プライム
19,110
11/27 15:30
+560(%)
時価総額 2,187,006百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13