マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,736.57
+440.06
暗号資産
FISCO BTC Index
11/27 4:54:40
14,081,904
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日銀会合を前に金利差縮小を警戒【クロージング】

2023/12/18 16:03 FISCO
*16:03JST 日銀会合を前に金利差縮小を警戒【クロージング】 18日の日経平均は反落。211.57円安の32758.98円(出来高概算15億7000万株)取引を終えた。本日から開催されている日銀の金融政策決定会合の結果判明を前に、政策変更に対する警戒感が強まり、売り優勢の相場展開となった。日経平均は寄り付き直後につけた32790.58円を高値に下落幅を広げ、前場終盤にかけて一時32541.23円まで下落幅を広げた。ただし日銀会合の結果待ちのなか、仕掛け的な商いが中心とみられ、後場は次第に模様眺めムードが広がり、32700円を挟んだこう着となった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1100を超え、全体の7割を占めた。セクター別では、海運、輸送用機器など4業種が上昇。一方、保険、石油石炭、不動産、電気ガスなど29業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、日産化<4021>、豊田通商<8015>、レーザーテック<6920>、デンソー<6902>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>が軟調だった。 前週末の米国市場は、ウィリアムズ氏の発言を受けて、売り先行で始まったものの、ハイテク関連株への買いが続き、主要株価指数は上昇した。ただ、東京市場では、米国の根強い早期利下げ観測に対して、日銀の政策変更への思惑から目先の利益を確保する動きにつながり、売りが優勢となった。日経平均の下げ幅は一時400円を超えた。ただ、時間外取引での米株先物が堅調に推移しているため、押し目を拾う動きもみられ、売り一巡後は下げ渋りを見せた。 注目の日銀会合については、今回の会合では金融政策の変更なく、現状維持との見方が大半だが、政策転換に踏み切る「布石」を打ってくるのかどうかが最大の注目ポイントだ。また。植田和男日銀総裁が、賃金の上昇と物価の好循環の展望について楽観的な見方を示せば、来年前半の政策転換に向けた布石と捉えられることにつながろう。一方、米国では利上げ政策から利下げ政策への転換シグナルを出してきたことを考慮すると、日銀による早期の政策転換期待の高まりは、日米金利差の縮小要因となり、円高進行を通じて、株価にはネガティブに働くことが予想される。 《CS》
関連銘柄 8件
4021 東証プライム
5,477
11/26 15:30
+62(%)
時価総額 754,731百万円
1887年創業の化学メーカー。機能性材料、農業化学品が柱。ディスプレイ材料「サンエバー」で世界トップシェア。半導体材料「ARC」はアジアシェア高い。総還元性向75%目標。事業領域の深掘りなどに注力。 記:2024/08/26
10,180
11/26 15:30
-75(%)
時価総額 16,795,392百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6758 東証プライム
2,983
11/26 15:30
+5.5(%)
時価総額 18,623,161百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
8,834
11/26 15:30
-398(%)
時価総額 6,768,090百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6902 東証プライム
2,238
11/26 15:30
-28.5(%)
時価総額 7,053,684百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1949年にトヨタから分離独立。サーマルシステム、パワトレインシステム等を手掛ける。インバータで世界トップシェア。FA関連等の非車載事業も。電動化製品、安心・安全製品を拡販。 記:2024/10/07
6920 東証プライム
16,705
11/26 15:30
-970(%)
時価総額 1,575,048百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
8015 東証プライム
2,622
11/26 15:30
-40.5(%)
時価総額 2,785,010百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
51,450
11/26 15:30
+720(%)
時価総額 16,372,470百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25