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個人投資家・有限亭玉介:年末ラリーなるか!?やっぱり【割安】な中小型株に注目!【FISCOソーシャルレポーター】

2023/12/17 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:年末ラリーなるか!?やっぱり【割安】な中小型株に注目!【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2023年12月11日9時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 日本の年末ラリーに関して、現状の日本株の様子を見るとやや力不足との見方もあるようです。確かに日経平均は11月20日に年初来高値を更新後、12月に入ってから不安定でトレンドが読みづらい印象を受けます。 決算シーズンで円安による上方修正が散見された反動なのか、11月下旬からドル円が円高方向へ進み始めると強気相場から雲行きが怪しくなってきました。25日線を上回り、5日線をも上回るくらいの底堅さがあれば年末ラリーと呼べるかもしれませんが、12月8日の終値は32307.86円まで落ち込んで75日線に触れております。これは自民党のパーティー券問題から端を発した政局不安に警戒した動きでもあると見られます。海外投資家は特に政治リスクを嫌いますからねぇ。 その一方でNYダウは25日線を大きく上回ると、上昇トレンドを形成しております。12月に入り年初来高値を更新後も5日線付近で下値を切り上げるのか注視したいですな。米国株が好調ならば、日本株も好転する可能性はあるでしょう。しかし、確信が持てないのならば過度なリスクを取る必要もありません。 というわけで、今週は手堅く低PBRのまま放置されている自動車関連株などをチェックして参ります。直近では円高へ急伸して為替相場はパニックになりましたが、先の決算では想定為替レートを140円台前半あたりで設定している企業が多いような印象です。為替変動を加味して、来年度の政策や企業業績を読みながら投資戦略を練っていきましょう。 広告・看板向け大型プリンターを製造しているミマキエンジニアリング<6638>は、半導体関連を含むFA事業でも思惑がありますな。直近の決算後に動意した同社は、8月に付けた年初来高値を上抜けるか監視を強めております。 自動車用のシートベルトやエアバッグを手掛ける芦森工業<3526>に関しては、筆頭株主に豊田合成<7282>が躍り出たという発表は嬉しいサプライズとなったようですな。トヨタ系列での繋がりが強化され、同社の事業展開が促進されるとの思惑があります。PER・PBRは割安で、中長期的にチャートも注視したいですねぇ。 ホンダ系のミッション部品メーカーである田中精密工業<7218>は、AGVや高性能モーターに関連した技術にも定評があります。コロナ禍を抜けて業績は復調しており、チャート(日足)もじわじわと底値から切り返した模様。PER4.9倍、PBR0.37倍(12月8日時点)は、割安ですな。 コントロールケーブルを主力とするハイレックスコーポレーション<7279>もPBRが割安で業績も急回復しております。12月8日に決算発表すると、24年10月期の最終利益は黒字転換する見通しで増配も発表しました。 エネルギー用高効率ポンプなどを手掛ける酉島製作所<6363>は、24年3月期も過去最高益を更新する見通しです。2010年1月に付けた高値2205円を上回り、直近のチャートはじわじわと上昇トレンドを形成しております。 最後は水処理やエネルギー関連機器などの製造販売を手掛けるポエック<9264>です。10月13日の決算後からチャート(日足)は上放れしている模様。1月12日の決算発表後で動きがあるか監視中です。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
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3526 東証スタンダード
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シートベルトやエアバッグ等の自動車安全部品事業が主力。1878年創業。マツダなど完成車メーカーが主要取引先。消防用ホース、高圧噴霧消火装置なども。消防用ホースは販売順調。豊田合成との協業深化を図る。 記:2024/06/15
6363 東証プライム
2,324
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時価総額 67,503百万円
産業用ポンプ専業メーカー。国内向け火力発電用や中東向け海水淡水化設備用に実績。海水淡水化プラントは世界トップ。海外売上高比率5割超。官公需は受注堅調。海外向けは淡水化プラントなど拡大。資材価格高騰が重し。 記:2024/06/27
6638 東証プライム
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11/28 15:30
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時価総額 46,746百万円
産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、フルカラー3Dプリンタ等の製造・販売を行う。長野県東御市に本社。海外売上高比率は7割超。25.3期は国内やアジア・オセアニア、欧州で販売拡大見込む。 記:2024/06/24
7218 東証スタンダード
945
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時価総額 9,227百万円
ホンダ系自動車部品メーカー。富山県富山市に本社。ロッカーアームなどのエンジン部品、シンクロセットなどのミッション部品、アルミダイカスト製品等を手掛ける。電動化領域における新規受注品の量産が本格化。 記:2024/08/30
7279 東証スタンダード
1,573
11/28 15:30
+5(%)
時価総額 60,115百万円
コントロールケーブルメーカー。国内自動車向けでトップシェア。センサー等のシステム製品、ドアシステム等も手掛ける。自社一貫生産体制が強み。ケーブル、ウインドレギュレータなどコア製品の収益性向上を図る。 記:2024/10/26
7282 東証プライム
2,482.5
11/28 15:30
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時価総額 316,802百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。エアバッグ等のセーフティシステム製品、ラジエータグリル等の内外装部品が主力。樹脂ターボダクト等も。トヨタグループ向け売上比率は6割超。米国で自動車用内外装部品の生産能力を増強。 記:2024/09/03
9264 東証スタンダード
1,548
11/28 15:30
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時価総額 7,200百万円
ポンプ等の水処理機器、環境機器の販売を行う環境・エネルギー事業、船舶エンジン部品やプラント設備機器などを手掛ける動力・重機等事業が柱。広島県福山市に本社。中国地方における圧倒的なシェアなどが強み。 記:2024/06/03