マーケット
11/6 15:15
39,480.67
+1,005.77
42,221.88
+427.28
暗号資産
FISCO BTC Index
11/7 2:33:43
11,499,820
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均はハイテク主導で売られ、前日のリバウンド部分を帳消しに【クロージング】

2023/12/7 16:14 FISCO
*16:14JST 日経平均はハイテク主導で売られ、前日のリバウンド部分を帳消しに【クロージング】 7日の日経平均は大幅反落。587.59円安の32858.31円(出来高概算15億4000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で主要株価指数が下落したほか、前日の急上昇の反動から利益確定売りが先行。節目の33000円をあっさり割り込むなか、リスク回避的な売りや短期筋による先物売りも加わり、下落幅を広げた。後場は32900円を挟んだ狭いレンジでの推移を継続するなか、大引けにかけて32814.69円まで水準を切り下げた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1400に迫り、全体の8割超を占めた。セクター別では、電気ガス、保険、空運など5業種が上昇。一方、海運、鉱業、電気機器、機械など28業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、SOMPO<8630>、東京海上<8766>、JAL<9201>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ダイキン<6367>、信越化<4063>が軟調だった。 前日の米国市場は、週末の雇用統計を前にしたポジション調整の売りなどで主要株価指数は下落。なかでもハイテク株の弱さが目立つなか、東京市場でも半導体関連などが売り優勢となった。また、米格付け会社のムーディーズが5日に中国の信用格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたのに続き、中国の国有企業4社などの格付け見通しを引き下げたため、中国経済への先行き懸念が強まった。加えて、円相場が1ドル=146円台半ばへと前日に比べ円高に振れたことも買い見送りムードに拍車をかけた面もあるようだ。 本日の日経平均は大幅に反落したが、あすの12月限の先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出日を前に、短期筋による思惑的な売りが出たことも要因の一つだろう。ただ、SQを波乱なく通過すれば、来週以降、東京市場は掉尾の一振に対する期待が高まってくるとの見方も残る。一方、来週に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利下げについて、どのような見解を示すのか注目されるなか、個別材料株での幕間つなぎ的な動きが主流となりそうだ。 《CS》
関連銘柄 8件
4063 東証プライム
5,866
11/6 15:30
+157(%)
時価総額 11,741,925百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
6367 東証プライム
18,790
11/6 15:30
+30(%)
時価総額 5,507,612百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
9,625
11/6 15:30
+726(%)
時価総額 7,374,107百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
8035 東証プライム
23,460
11/6 15:30
+530(%)
時価総額 11,064,510百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8630 東証プライム
3,394
11/6 15:30
+98(%)
時価総額 1,120,563百万円
大手損害保険会社の損害保険ジャパンを中核とする持株会社。セゾン自動車火災保険、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOケアなども傘下に持つ。自動車保険が主力。海外保険事業では地域、事業領域の拡大を図る。 記:2024/08/30
5,743
11/6 15:30
+202(%)
時価総額 11,715,720百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9201 東証プライム
2,420
11/6 15:30
+29(%)
時価総額 1,057,888百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30
9983 東証プライム
50,350
11/6 15:30
+1,250(%)
時価総額 16,022,427百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10