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*16:05JST 日経VI：上昇、株価大幅下落で警戒感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は2日、前日比＋1.48（上昇率8.21％）の19.51と上昇した。なお、高値は19.68、安値は18.28。今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後に日経225先物はやや下げ渋る場面があったが、午前の中頃からは下げ幅を拡大。市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは次第に上昇幅を拡大する動きとなった。また、大手格付け会社フィッチ・レーティングスによる米国債の格下げを受けた今晩の米市場を確認したいとするムードがある中、ダウ平均先物が時間外取引で軟調な動きだったことも市場の警戒材料となった。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《SK》