マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,860.31
+123.74
暗号資産
FISCO BTC Index
11/27 11:40:23
14,208,738
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~レーザーテックの動向に注目~

2023/7/25 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~レーザーテックの動向に注目~ 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■レーザーテックの動向に注目 ■レーザーテック、23/6上方修正 営業利益 610億円←420億円 ■前場の注目材料:三菱自、広州汽車と交渉難航、中国合弁の構造改革 ■レーザーテックの動向に注目 25日の日本株市場は買い先行で始まろうが、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうだ。24日の米国市場は、NYダウが183ドル高、ナスダックは26ポイント高だった。エネルギーのシェブロンの予想を上回った決算をきっかけに、今週発表が予定されている企業の決算を期待した買いが先行した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが終了に近づいたとの見方も相場を支える格好となった。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比105円高の32715円。円相場は1ドル141円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時32490円まで売られる場面が見られた。7月の米総合PMIが予想を下回ったことを受けて、円相場が一時140円40銭台と円高に振れる場面が見られたことがショートに向かわせたようだ。ただし、その後円相場は米国市場の底堅い値動きから141円50銭台と円安に振れており、日経225先物は32750円まで買われる場面もあった。昨日の日経平均は25日線に上値を抑えられる格好となったが、前日の段階で同線は32837円まで低下してきており、突破を試す動きは意識されやすいだろう。 ただし、米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀の金融政策決定会合を控えるなか、積極的に仕掛けてくる商いは限られるとみられる。重要イベントを前に持ち高調整の動きが中心と考えられ、リバウンドをみせてきたとしても、ショートカバーが中心になるだろう。もっとも、FOMCでの0.25%の利上げは織り込まれ、今会合で利上げ打ち止めが期待されている。一方で、日銀は現時点でイールドカーブコントロール(YCC)政策の副作用に対応する緊急性は乏しいとの認識を示していると伝えられているなか、下へのバイアスは強まりづらく、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。 物色の流れとしては決算を手掛かりとして個別物色に向かいやすいなか、昨夕に業績予想の上方修正を発表したレーザーテック<6920>の動向が注目されよう。株価は足もとの調整で保ち合いレンジの下限レベルで推移していることから、リバウンド狙いの買いは入りやすいタイミングではある。一気に200日線を捉えてくるような強い動きをみせることができれば、個人のセンチメント改善にもつながりそうだ。 ■レーザーテック、23/6上方修正 営業利益 610億円←420億円 レーザーテック<6920>は2023年6月期業績予想の修正を発表。売上高は1400億円から1520億円、営業利益を420億円から610億円に上方修正した。半導体関連装置の一部で検収・売上時期が前後したことによる製品構成の良化に加え、為替が想定レートに対して円安で推移した影響などで、前回予想を大幅に上回る見込みとなった。また、配当予想を年129円から178円に増額修正した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32700.94、+396.69) ・NYダウは上昇(35411.24、+183.55) ・ナスダック総合指数は上昇(14058.87、+26.06) ・1ドル=141.50-60円 ・シカゴ日経先物は上昇(32715、大阪比+105) ・米原油先物は上昇(78.74、+1.67) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・三菱自<7211>広州汽車と交渉難航、中国合弁の構造改革 ・極東開<7226>豪社を買収、オセアニアに初拠点 ・日東電工<6988>東大と、フレキシブルセンサー開発、面直方向の熱流計測 ・伊藤忠<8001>北米で再生エネファンド、2800億円規模、日本勢に投資機会 ・NTN<6472>軸受異常検知で設備診断詳細に、振動・周波数を分析 ・エンシュウ<6218>立型MCの特別仕様機を発売、主軸回転数2.5倍 ・中西製作所<5941>食品関連で共同研究拠点、VBとの連携加速 ・ローム<6963>ウエアラブル機器向け近接センサー、面積78%減で小型化 ・ダイフク<6383>グループのコンテック、AI調剤監査システム開発、種類・数量を同時識別 ・JFE<5411>グループ会社、スチール鋼構造物の新溶接法開発、耐久性高め寿命3倍 ・旭化成<3407>バイオ医薬品に照準、連続培養に水処理用濾過膜 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
3407 東証プライム
1,097.5
11/26 15:30
-2.5(%)
時価総額 1,529,840百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
5411 東証プライム
1,716.5
11/26 15:30
-30(%)
時価総額 1,097,595百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
5941 東証スタンダード
2,442
11/26 14:31
-4(%)
時価総額 15,399百万円
業務用厨房機器の総合メーカー。1946年創業。学校給食向けで業界シェアトップクラス。自治体、日本マクドナルドなどが主要取引先。省エネタイプの製品開発、学校・病院等向け厨房システムの販売力強化などに注力。 記:2024/09/02
6218 東証スタンダード
581
11/26 15:30
-5(%)
時価総額 3,691百万円
1920年設立の工作機械メーカー。マシニングセンタ、システムライン、半導体レーザー加工機等を手掛ける。ヤマハ発動機などが主要取引先。工作機械事業の新市場への拡販、部品加工事業の拡大・強化などに注力。 記:2024/08/09
6383 東証プライム
3,232
11/26 15:30
-77(%)
時価総額 1,227,611百万円
マテリアルハンドリング業界最大手の物流システムメーカー。1937年創業。自動倉庫システム、無人搬送車、仕分け・ピッキングシステム等を手掛ける。一般製造業・流通業向けではFA分野における新領域開拓等に注力。 記:2024/08/06
6472 東証プライム
245.4
11/26 15:30
-2.4(%)
時価総額 130,667百万円
大手ベアリングメーカー。1918年創業。ハブベアリング、ドライブシャフトで世界シェアトップクラス。ロボット用モジュール等も手掛ける。27.3期売上高8300億円目標。アフターマーケットビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
6920 東証プライム
16,705
11/26 15:30
-970(%)
時価総額 1,575,048百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6963 東証プライム
1,430
11/26 15:30
-51.5(%)
時価総額 577,377百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。SiCなどパワーデバイスは生産能力増強進める。LSIの新商品開発で新規需要の獲得図る。 記:2024/10/20
6988 東証プライム
2,408.5
11/26 15:30
-50(%)
時価総額 1,702,234百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7211 東証プライム
424.1
11/26 15:30
-13.4(%)
時価総額 632,029百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7226 東証プライム
2,260
11/26 15:30
-12(%)
時価総額 90,739百万円
特装車メーカー。コンクリートポンプ車、トレーラ、タンクローリ・散水車等で国内トップシェア。リサイクル施設の建設、パーキング等事業も。総還元性向100%目安。特装車事業では製品ラインナップの強化を図る。 記:2024/06/24
8001 東証プライム
7,450
11/26 15:30
-90(%)
時価総額 11,807,431百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30