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米国株見通し:下げ渋りか、自律反発狙いの買いに期待

2023/1/4 14:17 FISCO
*14:17JST 米国株見通し:下げ渋りか、自律反発狙いの買いに期待 (14 時00分現在) S&P500先物      3,852.00(+6.00) ナスダック100先物  10,979.00(+33.50) 米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は30ドル高。米10年債利回りは失速、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。 3日の主要3指数は続落。序盤のプラスを維持できずにマイナスへ転じ、ダウは10ドル安の33136ドルと2日連続の軟調ムードで引けた。この日はアップルやテスラなど有力ハイテク銘柄に業績悪化を警戒した強い売りが優勢となり、下げを主導した。また、足元で発表された低調な主要経済指標から連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め長期化が企業収益や個人消費を圧迫するとの見方に変わりはなく、売り地合いが続いた。 本日は下げ渋りか。年末から地合いは改善せず、売られやすい展開が続きそうだ。今晩のISM製造業景況指数は景気の好不況の節目である50を2カ月連続で下回ると予想され、景気減速懸念につながりやすい。一方、FRBは今晩公表の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(昨年12月13-14日開催分)で改めてタカ派的なスタンスを示すとみられ、金利高を手がかりとした売りが先行。半面、自律反発狙いの買いが相場を支えるとも期待される。 《TY》