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値がさハイテク株を中心に買い戻しの動きが活発に【クロージング】

2022/12/9 16:25 FISCO
*16:25JST 値がさハイテク株を中心に買い戻しの動きが活発に【クロージング】 9日の日経平均は3日ぶりに反発。326.58円高の27901.01円(出来高概算11億2000万株)で取引を終えた。前日の米国市場では突っ込み警戒感から買い戻し動きが優勢となった。米国の利上げ長期化への懸念などを背景にこれまで下落してきただけに、これを映して半導体など値がさ株を中心に買い先行スタート。日経平均は前引け間際には27952.80円まで上げ幅を広げ、心理的な節目である28000円に急接近した。ただ、来週13日の米消費者物価指数(CPI)や14日に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいと考える投資家も多く、買い戻しの域を抜け出ておらず、27900円前後と日中の高値圏でのこう着となった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1300を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、鉱業、空運、石油石炭、建設の4業種を除く29業種が上昇し、電気ガス、精密機器、電気機器、非鉄金属、機械などの上昇が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>が堅調だった半面、エーザイ<4523>、積水ハウス<1928>、スズキ<7269>が軟化した。 前日の米国市場は、主要株価指数は上昇した。また、経済協力開発機構(OECD)が8日発表した11月の景気先行指数は11カ月連続で低下し、8カ月連続で長期平均の100を割り込んだものの、低下率は0.07%と横這い圏内で、日本の安定成長への期待も買い安心感につながったとみる投資家もいたようだ。さらに、経産省が原発活用の「行動指針」を発表したため、東電力HD<9501>など電力株にも物色の矛先が向かった。 日経平均は28000円目前まで上昇したが、来週のFOMCを控えるなかでは、力強い上昇が続くのは難しいと見る向きが多い。今夜には11月の米卸売物価指数(PPI)や13日にはCPI、FOMCなど重要な経済指標や政策イベントが控えているためだ。米国の物価動向がピークアウトに向かっているのか、それとも再び強いインフレ傾向が示されるのか、確認したいと考えている投資家が大半だ。 《FA》
関連銘柄 9件
1928 東証プライム
3,974
9/30 15:00
-145(%)
時価総額 2,720,930百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業や賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業、分譲マンション開発事業等を手掛ける。戸建住宅は中高級商品、高価格商品の拡販に注力。中計では26.1期売上高3兆6760億円目標。 記:2024/05/06
4523 東証プライム
5,345
9/30 15:00
-180(%)
時価総額 1,585,151百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
6762 東証プライム
1,823
9/30 15:00
-147.5(%)
時価総額 3,543,657百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
6,741
9/30 15:00
-468(%)
時価総額 5,164,745百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7269 東証プライム
1,592.5
9/30 15:00
-107(%)
時価総額 3,128,603百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
8035 東証プライム
25,290
9/30 15:00
-2,185(%)
時価総額 11,927,599百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
636.9
9/30 15:00
-64.7(%)
時価総額 1,023,510百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9983 東証プライム
47,420
9/30 15:00
-1,690(%)
時価総額 15,090,040百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,427
9/30 15:00
-666(%)
時価総額 14,519,333百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17