マーケット
10/7 15:15
39,332.74
+697.12
41,954.24
-398.51
暗号資産
FISCO BTC Index
10/8 14:28:26
9,247,989
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

売り先行も、半導体関連株などに押し目買いなどが入り上げに転じる【クロージング】

2022/12/6 16:11 FISCO
*16:11JST 売り先行も、半導体関連株などに押し目買いなどが入り上げに転じる【クロージング】 6日の日経平均は小幅に続伸。65.47円高の27885.87円(出来高概算10億1000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で主要株価指数が下落した流れから、主力銘柄を中心に売りが先行して始まり、取引開始直後に27698.31円まで売られた。ただし、その後は円相場が1ドル137円台前半と円安に振れていたこともあり、先週末の下げに対するリバランスの動きとなった。ただし、メジャーSQを控えて積極的にポジションを傾ける動きは限られ、27900円近辺でのこう着感の強い相場展開だった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1000を超え、全体の過半数超を占めた。セクター別では、保険、鉄鋼、その他製品、銀行、卸売など21業種が上昇。一方、鉱業、精密機器、サービス、石油石炭、陸運など11業種が下落し、ガラス土石は変わらず。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、ファナック<6954>、アドバンテス<6857>が堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、エーザイ<4523>、テルモ<4543>、リクルートHD<6098>が軟化した。 週明けの米国市場では、11月のISM非製造業景況指数が市場予想に反して上昇したため、利上げ長期化への警戒感から売りが優勢になった。これを受け、東京市場も弱含みで始まったものの、売りは続かなかった。黒田日銀総裁が衆院財政金融委員会で「物価2%目標未達なら賃上げ3%でも緩和継続が当然」などと述べたことなどから、円相場が一時1ドル=137円台へと円安が進行したため、輸出関連株中心に切り返す銘柄が見られた。 日経平均はひとまず続伸したものの、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的にポジションを大きく傾ける向きは限られよう。また、今週末には今年最後となるメジャーSQを迎えるだけに、SQをにらんだ持ち高調整の動きも出てくる可能性もある。加えて、心理的な節目である28000円を前に戻り待ちや利益確定売りが控えていると想定される。このため、目先は値動きの軽い小型株など材料株中心動きにとどまり、全般は狭いレンジ内の動きに終始しそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,692
10/7 15:00
+7(%)
時価総額 1,148,753百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4523 東証プライム
5,538
10/7 15:00
+41(%)
時価総額 1,642,388百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4543 東証プライム
2,843.5
10/7 15:00
+30(%)
時価総額 4,238,797百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
9,439
10/7 15:00
+482(%)
時価総額 16,008,166百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6857 東証プライム
7,191
10/7 15:00
+217(%)
時価総額 5,509,521百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,265
10/7 15:00
+111(%)
時価総額 4,305,718百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
25,650
10/7 15:00
+295(%)
時価総額 12,097,386百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,740
10/7 15:00
+53(%)
時価総額 10,921,813百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
50,450
10/7 15:00
+1,240(%)
時価総額 16,054,249百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,745
10/7 15:00
+184(%)
時価総額 15,067,233百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17