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前場に注目すべき3つのポイント~イベント控えややTOPIX型にシフトしやすい需給状況に~

2022/8/22 8:34 FISCO
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~イベント控えややTOPIX型にシフトしやすい需給状況に~ 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:イベント控えややTOPIX型にシフトしやすい需給状況に ■あいHD、22/6営業利益1.8%増の470.59億円 ■前場の注目材料:安川電、変種変量で自動化、新型自律ロボを来年度投入 ■イベント控えややTOPIX型にシフトしやすい需給状況に 22日の日本株市場は、売り先行で始まった後も神経質な相場展開になりそうだ。19日の米国市場はNYダウが292ドル安だった。連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言を受けて大幅利上げを警戒する売りが再燃した。長期金利が1カ月ぶりの水準に上昇するなか、ハイテク株主導で売られた。また、来週予定されているジャクソンホール会議を前にポジションを圧縮する動きも意識されていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比205円安の28725円。円相場は1ドル136円90銭台と円安に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。日経平均は17日に29222.77円まで上昇し1月高値に接近してきたこともあり、利食いの動きは意識されやすいところであろう。日経225先物はナイトセッションで一時28670円まで売られる場面も見られており、ギャップスタートからインデックスに絡んだ売りが出やすいため、指数インパクトの大きい値がさ株の調整が日経平均の重荷になりそうだ。 ただし、米国についてもNYダウは52週線を捉えるなど、いったんは利食いが意識される水準まで上昇していたこともあり、目先的にはピーク感も意識されやすいところである。ジャクソンホール会議を前に神経質になりやすいこともあり、利食いの動きについては想定線であろう。とはいえ、日経平均は節目の29000円固めの動きとはならなかったことから、短期的には売り仕掛けの動きが意識されやすい。 また、今週はエヌビディアの決算を控えており、足元での下方修正から弱い決算内容については織り込まれているものの、決算内容を受けて格下げの動きが警戒されやすい。そのため、指数インパクトの大きい東エレク<8035>などハイテク株への物色は手掛けづらくさせることも日経平均の重荷となりやすいだろう。そのため、ややTOPIX型にシフトしやすい面はありそうだ。まずは、売り一巡後の底堅さを見極めつつ、押し目狙いのタイミングを探る動きとなろう。 ■あいHD、22/6営業利益1.8%増の470.59億円 あいHD<3076>の2022年6月期業績は、売上高が前期比1.8%増の470.59億円、営業利益は同4.3%増の98.50億円だった。セキュリティ機器については、マンション向けの自社更新及び新規獲得が堅調に推移。設計事業については、新型コロナウイルス感染症の影響による工事完成遅れ等が徐々に解消された。2023年6月期業績は、売上高が前期比2%増の480億円、営業利益は同4.6%増の103億円を計画。 ■前場の注目材料 ・1ドル=136.90-00円 ・米原油先物は上昇(90.44、+0.33) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・安川電<6506>変種変量で自動化、新型自律ロボを来年度投入 ・NTTデータ<9613>世界6拠点に「イノベーションセンタ」設立 ・日産自<7201>フィリピンに「キックス」投入、eパワー搭載、販売テコ入れ ・ユアサ商事<8074>九州物流を統合、倉庫2割拡張 ・AGC<5201>ガラス3社、国内建築用ガラス値上げ、最大40% ・メドレー<4480>クラウド診療支援システム刷新 ・住友化学<4005>21年度の「SSS」売上高6212億円、SDGs貢献認定製品・技術 ・三菱製紙<3864>印刷用紙11銘柄を廃止 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.70%) 《ST》
関連銘柄 10件
3076 東証プライム
2,376
10/4 15:00
+4(%)
時価総額 134,458百万円
セキュリティ機器メーカー。監視カメラや防犯カメラ等のセキュリティ機器に加え、カード発行機や情報機器等を提供する。カッティングマシン等も。セキュリティ機器は堅調。カード機器は病院向け等が好調。アジアも拡大。 記:2024/07/17
3864 東証プライム
557
10/4 15:00
+11(%)
時価総額 24,921百万円
1898年創業の製紙メーカー。印刷用紙や包装紙等の紙素材事業、水処理膜基材や蓄電デバイス用セパレータ等の機能商品事業を展開。王子HDの持分法適用会社。クラフト紙、バリア紙などの環境配慮型製品を拡販。 記:2024/08/23
4005 東証プライム
421.6
10/4 15:00
+2.3(%)
時価総額 698,111百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4480 東証プライム
3,895
10/4 15:00
+5(%)
時価総額 127,195百万円
人材採用システム「ジョブメドレー」など医療・介護領域に特化した人材紹介サービスを手掛ける。調剤薬局向けシステム「Pharms」等も。顧客事業所数は33万件超。29.12期売上高1000億円目指す。 記:2024/05/08
5201 東証プライム
4,765
10/4 15:00
+20(%)
時価総額 1,083,756百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
6506 東証プライム
5,023
10/4 15:00
+21(%)
時価総額 1,339,584百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
7201 東証プライム
414.3
10/4 15:00
-2.9(%)
時価総額 1,748,642百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8074 東証プライム
4,935
10/4 15:00
+5(%)
時価総額 114,275百万円
産業機械や工業機械、建設機械、エクステリア商材を扱う専門商社。仕入先は約6000社、販売先は約2万社。カーボンニュートラル関連の省エネ商材は需要増。特別利益を計上。24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/04/13
9613 東証プライム
2,551.5
10/4 15:00
-17.5(%)
時価総額 3,578,479百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10