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27000円突破で投資マインドが改善、ハイテク株などを中心に幅広く買われる【クロージング】

2022/5/30 16:08 FISCO
*16:08JST 27000円突破で投資マインドが改善、ハイテク株などを中心に幅広く買われる【クロージング】 30日の日経平均は大幅続伸。587.75円高の27369.43円(出来高概算16億8000万株)と終値ベースでは5営業日ぶりに27000円を回復して取引を終えた。先週末の米国市場では物価統計を受けて、過度なインフレ加速への懸念が和らいだことを背景に大幅に上昇した。この流れを引き継いでハイテク関連株などを中心に幅広く買いが入り、後場中盤には一時27401.24円まで上げ幅を広げた。今夜の米国市場がメモリアルデーで休場となるため、海外投資家の参戦は限られるなか、ヘッジファンドなど短期筋中心に株価指数先物への買い戻しが加わり、終日堅調な相場展開だった。 東証プライムの騰落銘柄は値上がり銘柄が1550を超え、全体の8割超を占めた。セクターでは、海運、電気ガス、保険の3業種を除く30業種が上昇。サービス、電気機器、機械、その他製品、化学などの上昇が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、東エレク<8035>が堅調だった半面、郵船<9101>、商船三井<9104>、東京海上<8766>、SOMPO<8630>、川崎船<9107>が軟化した。 先週末の米国市場では、4月の個人消費支出(PCE)物価指数で、変動が激しい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比4.9%上昇と前月(5.2%上昇)から伸びが鈍化。消費関連やハイテク関連株が買われ、主要株価指数は大幅上昇。ナスダック指数は3%超、SOXは4%超の上昇だった。この流れを引き継いで、東京市場でも指数インパクトの大きい銘柄や景気敏感株中心に幅広い銘柄が値を上げた。一方、このところ値を上げていた海運株には利食い売りが先行したほか、米金利低下で、融資利ざやの改善期待が後退した金融株にも値を消す銘柄が目立っていた。 30日の米国市場は休場で海外投資家の動きは鈍いが、上値抵抗帯と意識されていた27000円を突破したことから先高感が広がり始めている。一方、今週は今後の相場動向を見極める上で重要な1週間になるとみる向きも多く、米国では6月1日と3日にISM景況感指数、3日の雇用統計と重要経済指標が多く発表され、景気がピークアウトに向かっているのかどうか確認にすることになるだろう。また、中国では5月31日に5月のPMIが公表される。ロックダウンの影響深刻化が懸念されれば、株価の重しにつながりかねず警戒が必要だろう。 《FA》
関連銘柄 10件
9,665
10/11 15:00
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時価総額 16,391,453百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
19,430
10/11 15:00
-150(%)
時価総額 5,695,205百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
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時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8630 東証プライム
3,322
10/11 15:00
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時価総額 3,290,381百万円
大手損害保険会社の損害保険ジャパンを中核とする持株会社。セゾン自動車火災保険、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOケアなども傘下に持つ。自動車保険が主力。海外保険事業では地域、事業領域の拡大を図る。 記:2024/08/30
5,558
10/11 15:00
+38(%)
時価総額 11,338,320百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9101 東証プライム
4,872
10/11 15:00
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時価総額 2,485,524百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9104 東証プライム
4,854
10/11 15:00
+80(%)
時価総額 1,757,201百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
9107 東証プライム
2,027
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+27(%)
時価総額 1,448,754百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10