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個人投資家・有限亭玉介:米金利上昇はいつ天井?決算後に注目した銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

2022/5/29 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:米金利上昇はいつ天井?決算後に注目した銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2022年5月23日13時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 好決算で急動意した後に米金利の警戒感から売られるなど予測が出来ない値動きが続いている印象です。ひとまず嵐が過ぎるまで待とうと、手仕舞いとする投資家も多いようです。金利上昇と聞くとグロース売りがセオリーですが、米国市場を見るとグロース株に限らず米国を代表する大企業まで売られているのが現状です。 米長期金利に目を向けると、一時は3.2%台まで上昇する場面もありました。その後は2.8%台(5月20日時点)まで下げており、右肩上がりの推移から落ち着いています。ただ、これで米長期金利がピークアウトしたと見るのは早計で、一時的なポジション調整と見られているようです。 4月の米消費者物価指数は前年同月比8.3%上昇という事ですので、まだまだ経済の過熱感があります。FRBとしても目に見える結果が出るまでは、利上げに加えてテーパリング(量的緩和の縮小)を継続すると考えていいでしょう。投資家としては、海外諸国のインフレの様子を見ながらリスクオフの投資となりそうです。 結局のところ、インフレを引き起こした原因は新型コロナやウクライナ情勢ですので、また新たな地政学リスクが生まれる可能性がないか注視しておりますよ。スウェーデンとフィンランドのNATO加盟申請が新たな火種にならなければ良いのですが…。さて今回は、金利上昇を警戒しながら決算後で注目したい銘柄をチェックして参ります。 クリーンエネルギー関連として注目される恵和<4251>は、トヨタの燃料電池自動車「MIRAI」に高機能フィルムを提供している事も話題となりました。5月13日の決算発表では22年12月期を上方修正すると過去最高益を更新する見通しです。地合いが悪い中でも底堅い値動きとなっています。 5月12日の決算発表が好業績となった芝浦メカトロニクス<6590>は、底値から急騰すると一気に年初来高値を更新しました。年間配当も120円増の350円とし好感されています。同社は半導体製造における液晶向け洗浄装置で世界トップであり、高い海外売上比率を保持している事から円安の恩恵もあるか…。 企業コンサルを手掛けるエル・ティー・エス<6560>は、4月に広島県から委託事業を請け負うなど官民問わず幅広い顧客にサービスを展開しています。5月13日の決算も好調で決算後に下値を切り上げると年初来高値を更新しました。 こちらも直近で年初来高値を更新したNexTone<7094>です。音楽の著作権管理と利用促進サービスを展開する同社は、23年3月期の経常も過去最高益を更新する予想を発表しました。楽天グループ<4755>が5月23日に定款に音楽著作権の管理などを新設した為、競合としての懸念はありますが、地政学リスクや為替などの外部環境の影響を受けにくい点は注目されやすいかとは見ています。 決算後に窓を開け動意したトレンダーズ<6069>は、SNSを活用したインフルエンサーマーケティング事業を展開しています。23年3月期の経常も過去最高益を更新する予想で、決算後のチャート(日足)は上昇トレンドに乗れるか監視を強めております。 最後は22年3月期の売上高が過去最高となったシュッピン<3179>です。カメラや時計の買い取りやECで販売を行う同社は、AIを活用した売買価格設定の自動化や社内ITインフラ投資にも積極的で生産性を高めているとの事。株価もじわじわと切り上げています。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
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3179 東証プライム
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時価総額 25,896百万円
カメラや時計、筆記具、自転車の専門ショップを展開。ECサイトでの販売が主力。シグマクシスと資本業務提携。カメラ事業のEC買取額は過去最高。筆記具事業は限定モデル等が好調。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/04/15
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時価総額 20,143百万円
高機能フィルムメーカー。光拡散フィルム「オパルス」は世界で高いシェアを誇る。医療衛生向けフィルム、屋根用保護シート等も手掛ける。直下型ミニLED液晶ディスプレイ向け複合拡散板は新規採用の獲得に注力。 記:2024/07/08
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948.5
10/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,954,868百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6069 東証グロース
915
10/11 15:00
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時価総額 6,970百万円
美容業界向けSNSマーケティング支援に強み。美容医院向けDX支援や専売品開発も。今年2月の資本業務提携でアイスタイルが筆頭株主に。24.3期3Q累計は将来を睨んだSNS美容メディアへの投資が利益の重石に。 記:2024/04/12
6560 東証プライム
1,872
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時価総額 8,197百万円
DX支援など大企業向けサービス中心のプロフェッショナルサービス事業が主力。ITビジネスマッチングサービス「アサインナビ」等も。アジャイル開発支援サービスの提供を本格化。アサインナビは順調に成長続く。 記:2024/08/10
6590 東証プライム
9,500
10/11 15:00
+10(%)
時価総額 132,734百万円
半導体製造装置やFPD製造装置、真空応用装置等を手掛ける製造装置メーカー。研磨後洗浄装置、高温リン酸エッチング装置などで高シェア。配当性向35%目途。次世代・先端半導体対応装置の開発・販売などに注力。 記:2024/07/28
7094 東証グロース
1,709
10/11 15:00
+27(%)
時価総額 16,735百万円
音楽著作物の著作権管理会社。イーライセンス、ジャパン・ライツ・クリアランスの合併・事業統合で2016年に誕生。音楽配信事業等も。レコチョクを子会社化。25.3期は管理楽曲数、取扱原盤数の順調増を見込む。 記:2024/07/04