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売り先行も朝方の価格レンジ内でのこう着【クロージング】

2021/12/6 16:04 FISCO
*16:04JST 売り先行も朝方の価格レンジ内でのこう着【クロージング】 6日の日経平均は反落。102.20円安の27927.37円(出来高概算10億8600万株)で取引を終えた。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大が懸念され、主要株価指数が下落した米国市場の流れを引き継ぐ格好から売り先行して始まり、寄り付き直後には一時27693.91円まで値を下げた。その後は、こう着感の強い相場展開が続き、朝方につけた価格レンジ内でのもち合いが続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1200を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、鉱業が1.90%の上昇となったほか、パルプ紙、鉄鋼、海運など16業種が上昇。一方、情報通信、医薬品、精密機器、サービスなど16業種が下落し、銀行が変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>が堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、中外薬<4519>、リクルートHD<6098>、オリンパス<7733>が軟調だった。 先週末の米国市場では主要3指数が下落したが、なかでもナスダック総合指数が2%近く下落したことが響き、ハイテク関連株を中心に売りが先行する銘柄が増加した。また、中国の企業規制強化の影響でアリババ株が急落するなど投資先企業の株安が嫌気されたソフトバンクGが8%超の急落となったことも地合いを悪化させた。このほか、政府が2022年度の診療報酬改定で薬価を引き下げる方針と伝わったことで、医薬品株が値を消したことも響いた。 オミクロン株の感染拡大が世界的に広がりを見せており、関係者は「オミクロン株の先行き不透明感から売りが続き、今年のSQ値が集中し下値抵抗帯とみられる27700円台で踏みとどまれるのかが目先のポイントになる」とみている。また、同水準を下回ってくれば、週末のメジャーSQを控えて持ち高調整の売り買いが活発化する可能性もあり、相場変動にも注意したい」との声もあり、市場の関心はオミクロン株を巡る続報と米国の金融政策の行方となる。 《FA》
関連銘柄 10件
4519 東証プライム
7,105
10/11 15:00
+156(%)
時価総額 11,929,707百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4568 東証プライム
4,982
10/11 15:00
-9(%)
時価総額 9,700,123百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
9,665
10/11 15:00
+61(%)
時価総額 16,391,453百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
19,430
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-150(%)
時価総額 5,695,205百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7733 東証プライム
2,832.5
10/11 15:00
+6.5(%)
時価総額 3,642,289百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,715
10/11 15:00
-80(%)
時価総額 10,864,209百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17