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*16:00JST 日経VI：上昇、株価下落で警戒ムード広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は19日、前日比＋1.88pt（上昇率9.92％）の20.84ptと上昇した。なお、高値は20.86pt、安値は19.27pt。昨日の米株式市場で主要3指数（ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500）がそろって下落した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。日経225先物は取引開始後はやや下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍く、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは昨日水準を上回って推移し、取引終了にかけて日経225先物が一段安となると、日経VIは上昇幅を拡大して本日を終えた。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《FA》