マーケット
5/9 15:15
38,073.98
-128.39
39,056.39
+172.13
暗号資産
FISCO BTC Index
5/10 3:05:22
9,652,379
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米株安や国内での新型コロナ感染拡大を嫌気【クロージング】

2021/7/19 16:17 FISCO
*16:17JST 米株安や国内での新型コロナ感染拡大を嫌気【クロージング】 19日の日経平均は4日営業日続落。350.34円安の27652.74円(出来高概算9億5000万株)で取引を終えた。前週末の米国市場は、7月のミシガン大学消費者マインドが市場予想より下振れ、2月以来の低水準まで落ち込んだことなどから主要株価指数が下落し、投資マインドを冷え込ませた。また、世界中で新型コロナウイルスのデルタ株の感染が拡大するなか、国内では昨日までの新規感染者が5日連続して1000人を超えたほか、東京五輪の開催も目前に選手村で初の感染者が発生したため、経済活動の正常化への遅れなども警戒される格好に。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1900を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、医薬品を除く32業種が下落し、空運、鉄鋼、電気機器、非鉄金属、ガラス土石などの下げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、中外薬<4519>、ダイキン<6367>、エーザイ<4523>、バンナムHD<7832>、第一三共<4568>がしっかり。半面、ファナック<6954>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>が下落した。 先週末の米国株の下落や石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」は18日、8月から生産量を毎月日量40万バレルずつ増やしていくことで合意。原油先物相場の下落による今夜の米国株の大幅続落への警戒感も投資家心理に冷や水を浴びせる形になった。 日経平均は、過去1年間の平均買いコスト水準である200日線(27672円)を割り込んでおり、目先は下値を模索する場面が続きそうだ。また、今週は木曜日から祝日となることから、商いは膨らみづらい相場展開が続きそうで、短期筋による売り崩しなどが警戒されるとの声も聞かれている。一方、株価水準が下がれば、日銀に代わって年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)といった「くじら」の買い出動も予想されるとの思惑も。 《FA》
関連銘柄 10件
4063 東証プライム
5,795
5/9 15:00
+41(%)
時価総額 11,729,793百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4519 東証プライム
4,924
5/9 15:00
-2(%)
時価総額 8,267,682百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4523 東証プライム
6,689
5/9 15:00
+79(%)
時価総額 1,983,737百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4568 東証プライム
5,198
5/9 15:00
-91(%)
時価総額 10,120,683百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6367 東証プライム
22,825
5/9 15:00
+550(%)
時価総額 6,690,327百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6954 東証プライム
4,628
5/9 15:00
+50(%)
時価総額 4,672,184百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
2,975
5/9 15:00
-4.5(%)
時価総額 1,981,350百万円
玩具・模型やゲームが主力。アミューズメント施設運営も。IP活用に強み。24.3期3Q累計は新作オンラインゲームが低調で評価損計上。ゲーム開発の見直しに伴う処分損も響く。4Qに東映アニメ株売却特益を計上へ。 記:2024/02/15
8035 東証プライム
35,210
5/9 15:00
-1,070(%)
時価総額 16,606,198百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,630
5/9 15:00
-530(%)
時価総額 12,929,319百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,736
5/9 15:00
-205(%)
時価総額 13,328,772百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10