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*15:36JST 米国株見通し：上げ渋りか、リスク選好も週末の売りに警戒 （15時30分現在） S&P500先物　　　　　　3,672.88（+8.38） ナスダック100先物　　12,507.50（+45.25） グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は60ドル高。NY原油先物（WTI）も上昇し、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。 3日の取引で主要3指数はまちまち。S&Pは反落したが、ナスダックは続伸、ダウも上昇基調を維持し85ドル高の29969ドルで取引を終えた。追加経済対策の協議に関し当初は不透明感が広がっていたが、進展の兆しがみられたことで買いが優勢に。一方、新型コロナウイルスのワクチン開発で近く接種が開始される見通しで、感染縮小への期待感からも買いを集めた。ただ、メーカーのワクチン供給が追い付かないと見方が買いを抑制した。 本日は買い先行の見通し。追加経済対策に関する与野党協議進展への期待感から、引き続き買いが入りやすい。一方、今晩の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月から減少するほか失業率は前月並みと予想され、回復の鈍化が意識されやすい。ワクチンが今後普及すれば経済活動の縮小は回避されるため、遅行指数である雇用統計への反応は限定的かもしれない。ただ、株価に高値警戒感が広がるなか、週末を控え利益確定や持ち高調整の売りが見込まれる。 《TY》