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*16:13JST 米国株見通し：底堅い値動きか、FOMCの緩和維持で買い安心感も （15時50分現在） S&P500先物　　　　　　3,213.88（+8.38） ナスダック100先物　　9,988.12（+37.12） グローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は100ドル高。欧州株高も波及するとみられ、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。 9日の主要3指数はまちまち。ダウとS&Pは小幅に下げたものの、ナスダックはアマゾンとアップルの上場来高値更新が寄与し、一時10000ポイントの大台に初めて到達。終値でも過去最高値を連日更新し、強気相場に入った。ただ、全般的には連邦公開市場委員会（FOMC）での政策決定を控え利益確定売りが強まり、ダウは300ドル安で取引を終えた。また、原油価格の上げ渋りでエネルギー関連株の買いは抑制された。 本日は底堅い値動きが予想される。引き続き経済の早期正常化への期待感から買い先行の見通し。FOMCは政策金利据え置きの公算だが、従来の緩和的な政策方針を堅持するとみられ、買い安心感が広がりやすい。また、ハイテク株買いの継続でナスダックの上昇基調が続けば、相場をけん引する可能性はあろう。ただ、本日発表された中国の低調な経済指標が意識され、買いをちゅうちょする場面も想定したい。 《TY》