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米国株見通し:自律反発か、ISM非製造業の低調な内容に警戒も

2020/3/4 17:05 FISCO
*17:05JST 米国株見通し:自律反発か、ISM非製造業の低調な内容に警戒も (16時50分現在) S&P500先物    3,044.75(+47.75) ナスダック100先物   8,723.25(+140.75) グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ 先物は400ドル超上げて推移。NY原油先物(WTI)も持ち直し、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。 3日は大幅反落。主要3指数は前日終値から3%近く下げ、ダウは700ドル超安で取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測はそれまでの相場を支えたが、この日の連邦公開市場委員会(FOMC)の緊急会合で決めた政策金利引き下げは、市場の不安を強める材料に。先行きの景気下振れへの思惑から、株売り・債券買いの流れが加速した。 今晩の取引では、ISM非製造業景況指数が注目される。想定以上に落ち込んだ場合には、景気減速への懸念から株売り再開が予想される。一方、大統領選の民主党候補を決める予備選でサンダース上院議員が伸び悩み、バイデン前副大統領の復活を許した。それが大きな株売りを抑制する可能性はあろう。なお、個別銘柄では決算発表のアステック・インダストリーズやコムテック・テレコミュニケーションズ、ペナント・グループなどが注目される。 《TY》