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日経VI概況:低下、アジア市場での堅調な動きを受けてセンチメント改善

2020/2/4 15:33 FISCO
*15:33JST 日経VI概況:低下、アジア市場での堅調な動きを受けてセンチメント改善 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は4日、前日比-1.53pt(下落率7.65%)の18.45ptと低下した。なお、高値は20.28pt、安値は18.44pt。前日の米国市場では、良好な経済指標などを背景に主要株価指数は反発。ただ、新型肺炎の今後の企業業績への影響などが懸念され、日経225先物は軟調な出だしを切った。それでも、その後にアジア市場が底堅い動きを見せたこが投資家心理を改善させ、225先物は次第に上昇基調に転じ、取引終了までじり高の展開を見せた。こうした23000円台での225先物の底堅さを受けて、下値不安も薄れたようで、これに伴いプットは売られ、本日の日経VIはじりじりと低下していく展開となった。 【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 《YN》