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目先達成感意識も依然ショートポジションの巻き戻し中心【クロージング】

2019/10/29 16:19 FISCO
*16:19JST 目先達成感意識も依然ショートポジションの巻き戻し中心【クロージング】 29日の日経平均は続伸。106.86円高の22974.13円(出来高概算13億2000万株)で取引を終えた。トランプ大統領が米中協議の合意について楽観的な見方を示したほか、欧州連合(EU)が英国のEU離脱期限の延長を認めたことが材料視され、28日の米国市場ではS&P500が最高値を更新。この流れから買いが先行する中、日経平均は寄り付き直後に一時23008.43円と昨年10月以来となる、節目の23000円を回復する局面もみられた。ただし、日経平均の23000円到達で目先的な達成感が意識されたほか、今年3度目の0.25Pt利下げが予想されている米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めたいとする模様眺めムードもあってか、その後は狭いレンジでのこう着が続いた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは、その他金融、非鉄金属、精密機器、鉄鋼、保険、ガラス土石、銀行、輸送用機器が堅調。半面、空運、電力ガス、陸運、小売、倉庫運輸が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、日東電<6988>、信越化<4063>、KDDI<9433>、オムロン<6645>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、バンナムHD<7832>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>が冴えない。 日経平均は7営業日続伸で昨年10月以来の23000円を回復した。節目を回復したほか、10月半ば以降の強いリバウンド基調を背景に、目先的には達成感が意識されやすいところであろう。しかしながら、総強気ムードからの上昇ではなく、期待先行で買っているとも一部では聞かれているが、期待先行ではないだろう。これまでの弱気センチメントからポジションはロングには傾いておらず、米中交渉の進展期待他、英国のブレグジット問題については来年に先送りとなる中で、ショートポジションの巻き戻しが継続している。 本格化する決算後の反応をみても、前日に高値更新後に下げに転じていた信越化<4063>はリバウンドをみせており、日東電<6988>はアク抜け的な動きをみせている。ファナックはマイナスだったが、それでも日中の高値水準で取引を終えるなど、底堅さが意識されている。今後は決算がピークを迎えることで個別でのウォッチは難しくなり、次第に模様眺めムードが強まりや牛だろうが、押し目拾いのスタンスが強まりやすいとみられる。 《CN》
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医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
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時価総額 12,258,089百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
6645 東証プライム
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6857 東証プライム
7,370
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時価総額 5,646,666百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
2,434
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時価総額 1,720,256百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
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時価総額 2,265,732百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
9433 東証プライム
4,685
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時価総額 10,795,083百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
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時価総額 15,955,601百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,581
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-164(%)
時価総額 14,784,668百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17