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FPパートナー、伊勢化、藤田観など

2024/6/19 15:27 FISCO
<4911> 資生堂 4681 -234大幅続落。コンサルタント会社のベインでは昨日、今年の個人向け高級品の全世界での売上高見通しが、前年比0-4%増になるとの見通しを発表している。2020年以来の低調な伸びとなる見通しのようだ。減速が最も顕著なのは中国とし、高級品を購入可能な層も積極的な購買を控えていると指摘している。同社など化粧品各社にとっては、中国人の消費減退の影響に対する懸念が先行。ポーラオルビス、コーセーなども低調推移に。 <1419> タマホーム 3980 +170大幅続伸。前日に24年5月期の業績下方修正を発表している。営業利益は従来予想の141億円から125億円、前期比5.8%減と一転減益に転じたもよう。注文住宅事業において、長引く市況低迷の影響を受けて引渡棟数が計画を下振れたもよう。ただ、第3四半期までが前年同期比81.1%減と大幅減益であったことから下振れは想定線、むしろ、想定以上に減益幅は小幅にとどまったとの見方が優勢のようだ。 <8070> 東京産 701 +36大幅反発。前日に遅延していた24年3月期の決算を発表している。営業損益は44億円の赤字で前期比51.2億円の損益悪化、商品評価損や貸倒引当金繰入額計上などで、従来予想の28億円の赤字を下回る結果に。一方、25年3月期は16億円の黒字転換を見込んでいる。大きなポジティブサプライズは乏しいが、年間配当金36円を継続していることもあって、高い配当利回り水準への意識が高まる方向となっているようだ。 <4704> トレンド 6359 -304大幅反落。2月15日に発表していた発行済み株式数の4.64%に当たる630万株、400億円を上限とする自社株買いだが、上限金額までの取得が終了したと前日に発表している。今後の需給緩和につながるとして売り材料につながっているもようだ。また、ジェフリーズ証券では、セクター全体の株価調整を踏まえて、投資判断「ホールド」継続で、目標株価を8880円から7600円に引き下げている。 <4107> 伊勢化 24550 -7000ストップ安。委託保証金率引き上げや増担保措置の実施を受けて、前日から見切り売りの動きが強まる展開になっている。また、フィリップ証券が投資判断を新規に「セル」、目標株価を14500円としていることも材料視されているようだ。同証券では、ペロブスカイト太陽電池が生み出すヨウ素需要は国内年間生産量の3%に過ぎず、株価はペロブスカイト太陽電池への期待を過大に織り込んでいると判断しているようだ。 <6525> KOKUSAI 4720 -280大幅安。前日に上場後初のIR Dayを開催。市場見通しの詳細や中期目標のアップデートがなされており、今後3-4年の時間軸で、WFE1200億ドル以上(従来1100-1200億ドル)、売上高3300億円(同3000-3300億円)と説明。サプライズは限定的で、足元期待感も先行していたとみられ、出尽くし感に。なお、CLSA証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「セル」に格下げしたもよう。 <7388> FPパートナー 2605 -700ストップ安。「生保業界のビッグモーター」にすり寄る生保、と題される一部メディア報道を受け、株価は12日以降急落していたが、本日はあらためて下げ幅を広げる動きに。同社と販売を委託している生保各社との取引を巡り、金融庁が実態調査に乗り出していることがわかったと伝わり、一段の警戒感につながったもよう。過剰な便宜供与や実質的な利益供与の疑いが強まれば、立入検査に踏み切ることも視野に入れていると。 <9722> 藤田観 8100 +980大幅続伸。前日もストップ高水準まで買い上げられている。シンガポールの投資ファンドである3Dインベストメント・パートナーズが、31.9%を保有する大株主のDOWAから同社株を購入する意向があると伝わっており、再編プレミアムへの思惑が先行する状況になっているもよう。DOWAHD取締役会に送られた書簡では、保有する同社株全株を購入する意向などとも一部海外メディアでは伝わっているようだ。 <3778> さくら 4805 -145大幅安。子会社のプラナスソリューションズが、情報・システム研究機構 国立情報学研究所から「令和6年度大規模言語モデル構築向けクラウドサービス一式」を受注したと発表。受注総額は約27.9億円で、25年3月までに提供予定としている。ポジティブ材料とされていた。ただ、25日線水準を前に利食い売りが出たほか、生成AI(人工知能)関連株の一角が伸び悩んだことも響いたようだ。 <7211> 三菱自 455.2 +37.5大幅続伸。25年3月期の株主還元を拡大する方針との報道が伝わっている。業績回復やネットキャッシュの積み上がりを背景に、1株15円としている今期の年間配当予想額の上積み、並びに、18年以来の自社株買いも視野に入れるようだ。電動化などの成長投資の計画にめどがついた段階で、追加還元の具体策を決めるとされている。ちなみに、今期の配当性向は期初時点で15%台の見通しにとどまっている。 《ST》
関連銘柄 10件
1419 東証プライム
3,735
11/22 15:30
+40(%)
時価総額 110,018百万円
注文住宅の建築請負が主力。木造ローコスト住宅に強み。リフォームや戸建分譲、マンション販売、オフィス区分所有権販売、エネルギー事業等も。注文住宅のシェア拡大が成長戦略の軸。既存営業エリアの深耕を図る。 記:2024/08/09
3778 東証プライム
4,920
11/22 15:30
+445(%)
時価総額 206,104百万円
データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。クラウドインフラストラクチャーサービスは成長。24年1月から生成AI向けGPUクラウドサービスの提供を開始。 記:2024/06/07
4107 東証スタンダード
20,900
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 107,322百万円
ヨウ素及びヨウ素化合物の製造・販売、天然ガスの採取・販売等を行うヨウ素及び天然ガス事業が主力。1927年創立。AGC傘下。塩化ニッケル等の金属化合物事業も。国内外の積極的な販売活動、安定生産強化等に注力。 記:2024/10/09
4704 東証プライム
8,027
11/22 15:30
+73(%)
時価総額 1,131,020百万円
コンピュータ・インターネット用セキュリティ関連製品の開発、販売等を行う。ウイルスバスターで知名度高い。コンシューマ向け製品で国内トップシェア。配当性向70%目標。統合セキュリティプラットフォームを拡販。 記:2024/08/13
4911 東証プライム
2,729
11/22 15:30
-19(%)
時価総額 1,091,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
2,210.5
11/22 15:30
+15.5(%)
時価総額 521,789百万円
半導体製造装置専業メーカー。日立国際電気から独立。成膜プロセス、膜質改善プロセスを軸に事業展開。バッチALD対応成膜装置に強み。海外売上比率は8割超。生産・開発、販売・サービス体制の拡充などに取り組む。 記:2024/10/05
7211 東証プライム
439.3
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 654,681百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7388 東証プライム
2,951
11/22 15:30
-64(%)
時価総額 67,646百万円
無料FP相談サイト「マネードクター」、来店型店舗「マネードクタープレミア」を運営。30~40代の顧客に生命保険や損害保険を販売。保有契約件数は伸長も営業費用増が重し。26.11期売上高480億円目標。 記:2024/10/19
8070 東証プライム
720
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 20,648百万円
機械専門商社。火力や水力の発電設備、プラント設備の据付、メンテナンスに加え、産業機械等の販売も。環境エネルギー向けに強み。27.3期営業利益25億円目標。電力事業ではバイオマスなど新領域展開に注力。 記:2024/10/22
9722 東証プライム
9,350
11/22 15:30
+210(%)
時価総額 114,135百万円
ホテル椿山荘東京、新宿ワシントンホテルなど宿泊施設の運営を行う。箱根小涌園ユネッサン、下田海中水族館などのリゾート事業も。WHG事業では海外向けセールスを強化。リゾート事業では既存施設の商品力強化を図る。 記:2024/08/01