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SUMCO、ディスコ、日本電産など

2020/1/24 15:45 FISCO
<6146> ディスコ 27680 +850続伸。前日に10-12月期の決算を発表、検収基準での営業利益は84億円で、会社計画の51億円を大幅に超過して着地した。75億円程度の市場コンセンサスも上回っている。単体売上高の動向などから上振れは想定線とも捉えられるが、受注高が前四半期比14%増となるなど市場の期待を上回っていること、1-3月期の出荷計画も同17%増と拡大見通しとなっていることなど、ポジティブな内容が多いとの評価になっている。 <6594> 日本電産 15200 -375続落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は327億円で前年同期比15.2%増益、市場コンセンサスを100億円程度下回った。トラクションモータの立ち上げ費用増など影響で、通期予想も1500億円から1400億円に引き下げている。業績は底打ちの方向だが、回復力は鈍いとの見方が優勢に。これまで決算発表が評価の高まりにつながりやすかったため、事前の期待値もやや高まっていたとみられる。 <3969> エイトレッド 1558 -218急落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は4億円で前年同期比6.4%増益となった。上半期実績は2.7億円で同23.3%増と大幅増益であったが、10-12月期は1.3億円で同16.9%の減益に転じている。通期業績の上振れ期待などが低下する形になっているようだ。10-12月期は主力のパッケージソフトの売上がやや伸び悩む状況になっている。 <4185> JSR 2097 +67大幅反発。第3四半期累計営業利益は前年同期比2割減の300億円前後になったもようとの観測報道が伝わっている。自動車タイヤなどの合成ゴムが不振、合成樹脂や液晶ディスプレー部材なども伸び悩んだ。ただ、上半期決算発表時に下方修正するなど業績悪化への警戒感が強まっていたなか、ほぼ想定線の内容であく抜け感につながっている。フォトレジストなど半導体事業が好調で、下支えとなっているもよう。 <3672> オルトプラス 918 +23反発。前日にアイディアファクトリーとの合弁会社設立を発表している。アイディアファクトリーとは昨年の6月に資本業務提携を発表しているが、提携を推し進めるべく今回、両社で協業開発中のタイトルにおけるリリース後のパブリッシング業務を行うことを目的に合弁を設立する。提携強化によるシナジー期待が、押し目買いの動きを誘う形になっているようだ。 <7404> 昭和飛 2720 +183急反発。グループで65.5%の株式を保有する三井E&Sが全株式を米投資ファンドのベインキャピタルに売却すると発表。ベインは1株2129円でTOBを実施し、完全子会社化を目指す。TOB実施期間は2月10日から3月10日まで。また、同社ではTOBの成立を条件として、2月7日を基準日に631円の特別配当を実施するとしている。TOB価格と特別配当金を合算した2760円に、株価はサヤ寄せする展開に。 <7463> アドヴァン 1267 +65急伸。前日に発表した自社株買いの実施が買い材料視されている。発行済み株式数の0.9%に当たる40万株、5億円を上限に、1月24日から3月20日までの期間で実施する。昨年11-12月にかけて上限6億円を取得して以来となる。昨年は10回以上の自社株買いを実施しているように、絶え間ない自己株式の取得実施を評価する動きが強まっている。 <5612> 日鋳鉄管 1909 +135急伸。厚生労働省では、全国の水道管のうち40年の耐用年数を超えたものは全体の16.3%にあたる水準にあるとし、今後20年間で更新が必要な水道管はおよそ地球4周分に達するとの見解を示している。上下水道向けダクタイル鉄管を主力とする同社には、今後の需要拡大、需給ひっ迫による製品価格の上昇などといった期待が高まる格好のようだ。 <3436> SUMCO 1885 +40反発。半導体関連株は本日、比較的堅調なものが多かった。前日に米インテルが決算を発表し、関連銘柄の支援材料になった。インテル10-12月期純利益は前年同期比33%増と4四半期ぶりの増益、データセンター向け半導体の需要が回復。EPSは1.52ドルで市場予想の1.25ドルを上回った。また、20年12月期売上高は735億ドルを予想、市場予想を10憶ドル以上上回る。インテルは時間外取引で一時7%超上昇。 《US》
関連銘柄 9件
3436 東証プライム
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時価総額 421,261百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
3672 東証スタンダード
90
11/29 15:30
-1(%)
時価総額 1,767百万円
ソーシャルゲームの企画・開発、運営を行う。運営タイトルは「ヒプノシスマイク」など。ゲーム支援事業なども手掛ける。他社タイトル等の開発受託、運営受託の拡大進める。ゲーム支援事業は事業運営体制を見直し。 記:2024/06/24
3969 東証スタンダード
1,600
11/29 15:30
+10(%)
時価総額 11,979百万円
ソフトクリエイトHD傘下のワークフローシステムメーカー。大規模・中規模企業向けの「AgileWorks」、中規模・小規模企業向けの「X-point」等を展開。AgileWorksは新規導入企業数が順調増。 記:2024/10/07
4185 東証プライム
4,335
6/24 15:00
±0(%)
時価総額 903,414百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
5612 東証スタンダード
1,103
11/29 15:30
-6(%)
時価総額 3,632百万円
上下水道・ガス用資材のダクタイル鋳鉄製品、ポリエチレン管などの製造・販売を行う。1937年設立。JFEスチールグループ。クボタと製造合弁会社の設立検討。新商品の開発や拡販でコア事業の収益力強化を図る。 記:2024/10/09
6146 東証プライム
40,600
11/29 15:30
-1,170(%)
時価総額 4,397,670百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6594 東証プライム
2,755
11/29 15:30
-63(%)
時価総額 3,285,528百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
7404 東証2部
2,128
4/17 15:00
+5(%)
時価総額 71,514百万円
輸送用機器関連事業、不動産賃貸事業、ホテル・スポーツ・レジャー事業を展開。サウナ、介護用入浴槽など物販事業も手掛ける。米ベインキャピタルがTOB実施。成立なら上場廃止へ。20.3期3Qは2桁増収増益。 記:2020/02/26
7463 東証スタンダード
956
11/29 15:30
+1(%)
時価総額 46,187百万円
タイルや石材、キッチンなどの建材・建築資材、住宅設備を扱う専門商社。メーカー機能も持つ。生産は海外の協力工場に委託。宿泊施設等が主要納入先。ショールーム拡充による顧客基盤拡大、商品ラインナップの強化図る。 記:2024/10/26