マーケット
10/9 15:15
39,277.96
+340.42
42,080.37
+126.13
暗号資産
FISCO BTC Index
10/9 17:32:14
9,241,582
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

29500円処が心理的な支持線として意識されやすい

2021/4/13 8:21 FISCO
*08:21JST 29500円処が心理的な支持線として意識されやすい  13日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。12日の米国市場はNYダウが55ドル安だった。史上最高値付近で利益確定の売りが続いており、インフレの上昇を警戒した売りも目立っていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の29620円。円相場は1ドル109円30銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや前日の下落に対する自律反発も意識されやすく、若干ながらも買い先行の展開から始まりそうである。ただし、前日の東証1部の売買高は10億株を下回るなど薄商いであり、積極的な売買は見込みづらいところ。そのため、日経平均の29500円処が心理的な支持線として意識されやすく、同水準での底堅さを見極めることになろう。  米国においても商いは低水準であり、本格化する決算発表を前に利益確定の流れといったところであり、米株安の流れから売り圧力が波及する展開とはならないと考えられる。しかし、薄商いのなかでインデックス売買による影響は大きくなるため、短期筋による売り仕掛け的な動きには注視する必要があるだろう。ただし、売り方にとっても米決算の市場反応を見極めたいことからカバーも早いと考えられるため、日経平均の29500円固めから下へのバイアスが強まる局面においては、リバウンド狙いのスタンスか。  物色については決算など個別物色に向かわせやすいところであり、昨日の安川電機<6506>で後退したセンチメント改善がみられるかが注目されるところである。なお、昨夕発表した決算では、AGC<5201>、JSP<7942>、エヌ・ピー・シー<6255>などがポジティブとみられ、市場反応が期待されよう。その他、昨日はバリューシフトも若干目立つ格好だったこともあり、バリューローテーションの流れが継続するかを見極めたいところでもある。また、マザーズ指数は昨日の下落で25日線に接近してきており、同線を支持線としたリバウンド機運が高まるかも注目しておきたい。 《AK》
関連銘柄 4件
5201 東証プライム
4,727
10/9 15:00
-48(%)
時価総額 1,075,114百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
6255 東証グロース
924
10/9 15:00
+2(%)
時価総額 20,376百万円
太陽電池製造装置メーカー。各種FA装置や真空断熱パネル封止装置、パネル解体装置や植物工場等の環境関連事業も。米ファーストソーラー社向け消耗品、予備部品等は販売順調。26.8期売上高120億円目指す。 記:2024/06/11
6506 東証プライム
4,670
10/9 15:00
-53(%)
時価総額 1,245,442百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
7942 東証プライム
1,927
10/9 15:00
+8(%)
時価総額 60,533百万円
発泡プラスチックの製造・販売を行う化学メーカー。三菱系。発泡ポリプロピレンなどのビーズ事業が主力。発泡ポリエチレンシート等の産業資材製品は高付加価値品が回復傾向。27.3期売上高1600億円目標。 記:2024/06/11