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日経平均は続伸、決算のほか中小型株の出遅れ修正に注目

2019/10/28 12:15 FISCO
*12:15JST 日経平均は続伸、決算のほか中小型株の出遅れ修正に注目  日経平均は続伸。61.78円高の22861.59円(出来高概算5億株)で前場の取引を終えた。米中貿易交渉については、貿易問題をめぐる閣僚級の電話協議で今月、一部の分野で合意した内容を正式な文書にする作業を進め、中国側は「技術的にはおおむね完成した」と発表しており、作業が順調に進んでいるという認識を示している。貿易問題をめぐる主要な論点は先送りされたままではあるが、一先ず慎重姿勢は和らぐ格好となった。25日の米株高やシカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行した日本株市場は、寄り付き直後に22891.62円まで上げ幅を広げている。その後は高値圏でのもみ合いとなっているが、22800円を上回っての推移に。  東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、海運、ゴム製品、鉱業、非鉄金属、電気機器、鉄鋼、ガラス土石が堅調。半面、保険、水産農林、食料品、不動産、サービス、電力ガス、陸運が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、東エレク<8035>、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>、オムロン<6645>、エーザイ<4523>が堅調。一方で、信越化<4063>、オリンパス<7733>、リクルートHD<6098>が冴えない。  先週末に決算を発表した信越化は、一時12320円まで上昇して10月16日以来の年初来高値を更新したが、その後は下げ幅を広げてきており、本格化する決算を前に足元で強い値動きを見せていた銘柄へは利益確定の動きがみられている。一方で本日決算発表が予定されているファナック、レーザーテック<6920>などは強い値動きをみせており、ショートカバーとみられる動きもあるようだ。決算内容のほか、決算後の株価反応を見極める必要はあるものの、需給妙味のある銘柄などについては、ショートカバーが入りやすいだろう。  また、戻りの鈍さが意識されていたマザーズ指数は先週からのリバウンドが継続しており、これまで上値を抑えられていた75日線レベルを回復してきている。週間形状では26週線に接近してきており、もう一段のリバウンドをみせてくるようだと、相対的に出遅れている中小型株への見直しの動きが意識されてくる可能性もありそうだ。先物主導によるグロース株優勢の相場展開の中、中小型株の不安定な値動きは個人投資家のセンチメントに影響を与えていただけに、ここからのリバウンドを見極めたいところでもあろう。 《AK》
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時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
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6645 東証プライム
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6762 東証プライム
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時価総額 5,974,586百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
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半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
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時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7733 東証プライム
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医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
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時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07