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【注目銘柄ダイジェスト】:島忠が急騰、ロームは大幅反発

2020/10/21 18:06 FISCO
*18:06JST 【注目銘柄ダイジェスト】:島忠が急騰、ロームは大幅反発 <8184> 島忠 4805 +610 急騰。ニトリHD<9843>が同社の買収を検討していることが分かったと報じられた。現在、DCMHD<3050>が完全子会社化に向けてTOBを実施中であるが、異例の買収提案とされる。同社経営陣はDCMHDの買収提案に賛同しており、ニトリHDから具体的な提案は受領していないと説明。DCMHDによるTOB価格は4200円だが、今後の買収合戦への発展、TOB価格引き上げへの思惑などが先行する形に。 <4974> タカラBIO 2915 +150 急反発。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の25.0億円から38.2億円、前年同期比26.0%増益に増額している。PCR検査関連製品の需要が想定以上に強く生産稼働率が上昇、販管費も想定比で減少のようだ。第1四半期は同69.2%の大幅減益だったこともあり、2ケタ減益見込みから一転しての増益転換をポジティブに捉える動きへ。通期予想は上半期決算時に見直すようだ。 <3371> ソフトクリエ 3740 +480 急騰。業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来の11.2億円から16.2億円、前年同期比37.6%増に、通期では22.7億円から27.7億円、前期比16.5%増にそれぞれ増額。巣ごもり消費需要の拡大を背景に、ネット通販サイト構築及びデジタルマーケティングへの投資需要が拡大したことが要因。また、第2四半期末、期末ともに配当金計画を5円引き上げており、年間配当金は20円から30円に増額。 <5631> 日製鋼所 2280 +157 急伸。SMBC日興証券では投資判断「1」を継続で、目標株価を1800円から2800円に引き上げている。長く低迷してきたEVセパレータ用フィルムシート装置の受注に回復の兆しが見えてきたとしている。同分野では、長期的に累計2300億円程度の受注を獲得できるポテンシャルがあるとみているもよう。21年3月期営業利益は100億円を予想しており、市場コンセンサスを20億円強上回るとみている。 <7419> ノジマ 3010 +205 急反発。前日に業績予想の修正を発表。上半期営業利益は従来の140億円から170億円、通期では270億円から300億円に上積みした。携帯電話の販売台数減少の影響などで売上高は下振れとなるものの、各通信事業者からの質の高い支援や付帯サービスの販売、コストコントロールによる経費面の見直しで、収益は上振れる形に。厳しい販売環境下での収益水準の向上を評価する流れとなった。 <9267> GenkyDrugS 4285 +350 急伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は17.2億円で前年同期比2.8倍と急拡大している。つれて、上半期予想は従来の21.0億円から28.5億円に、通期では50億円から58億円に上方修正へ。売上高は据え置く中で、全社的なコストコントロールによって販管費の抑制が進んだもよう。好調な月次動向から売上の拡大は想定されていたが、利益率の高まりによる収益上振れは想定以上として評価材料につながる。 <3449> テクノフレックス 1406 +122 急騰。岡三証券では投資判断を新規に「強気」、目標株価を1700円としている。5G関連の設備投資増加に伴う真空機器の需要増、水道管更新に伴うSDF管の需要増、都心大型ビル建築に伴うスプリンクラー関連製品の需要増などに支えられ、中期的に業績が伸長していくと考えているもよう。20年12月期営業利益は会社計画26.5億円を上回る27.4億円、前期比17.0%増益を予想している。 <6999> KOA 1306 +84 大幅反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は4.95億円で前年同期比50.8%の大幅減となったが、10月16日に修正予想を発表済みでサプライズなし。一方、今回は第3四半期の業績見通しを公表、累計営業利益は9.00億円で同11.8%減益を見込み、通期の市場コンセンサスと同水準になっている。10-12月期は約4億円で前四半期比2.6倍と大幅増益の見通しにあり、回復スピードは想定以上と捉えられた。 <6963> ローム 8750 +400 大幅反発。前日に上半期業績予想を上方修正している。営業利益は70億円から126億円、前年同期比29.1%減に増額修正。自動車生産台数の想定より早いタイミングでの回復、巣ごもりやテレワークの普及に伴う需要増に加えて、固定費の圧縮効果なども寄与したようだ。市場の期待値を上回る上方修正と捉えられている。なお、未定としている通期予想は上半期決算時に発表としている。 <3048> ビックカメラ 1228 +58 大幅反発。野村證券では投資判断「バイ」を継続で、目標株価を1800円から2100円に引き上げた。21年8月期は人出回復や休業解消による都心店舗の業績回復を予想としているほか、新社長の単体収益力強化を優先とする方針は需要見通しが不透明な局面で合理的と評価。成長戦略ではEC重視としており、これまで先行費用増で低下基調にあった単体ECの収益性が今後収益拡大局面に入る可能性が高まったとみているようだ。
関連銘柄 12件
3048 東証プライム
1,655.5
11/28 15:30
+24(%)
時価総額 311,476百万円
家電量販店大手。都心部の駅前立地に大型店を出店。EC販売等も。傘下に家電量販店「コジマ」、PC専門店「ソフマップ」、日本BS放送など。免税売上はコロナ前の水準まで回復。強い店舗の再構築等に取り組む。 記:2024/06/03
3050 東証プライム
1,410
11/28 15:30
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時価総額 221,370百万円
ホームセンター大手。カーマ、ダイキ、ホーマックの経営統合によって誕生した持株会社。24年2月末時点のグループ店舗数は840店舗。配当性向は35%目安。販促強化でDCMブランドの売上構成比率は上昇。 記:2024/06/09
2,186
11/28 15:30
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時価総額 60,224百万円
ECサイト構築パッケージ「ecbeing」の販売等を行うECソリューション事業、クラウドサービスの提供等を行うITソリューション事業を展開。企業向け生成AIサービス、企業内情報システムサービスの提供推進。 記:2024/10/11
3449 東証スタンダード
1,102
11/28 15:30
±0(%)
時価総額 23,539百万円
フレキシブル継手や伸縮管継手、ガス配管用継手などが主力製品。原子力発電の重要配管向け伸縮管継手で圧倒的なシェア。樹脂製品や真空工事等も手掛ける。防災・工事事業は収益伸長。高収益の大型案件が利益貢献。 記:2024/06/15
4974 東証プライム
1,048
11/28 15:30
+5(%)
時価総額 126,196百万円
研究用試薬などの試薬事業が主力。宝HD傘下。滋賀県草津市に本社。再生医療等製品関連受託などのCDMO事業、遺伝子医療事業も手掛ける。25.3期は大幅増益計画。再生医療等製品関連受託の増収などを見込む。 記:2024/07/05
5631 東証プライム
6,318
11/28 15:30
+42(%)
時価総額 470,116百万円
樹脂製造・加工機械、成形機、防衛関連機器の製造・販売等を行う産業機械事業が主力。素形材・エンジニアリング事業も。1907年創業。29.3期売上高3800億円目標。産業機械事業は内製化率の維持・向上図る。 記:2024/10/09
6963 東証プライム
1,440
11/28 15:30
+17(%)
時価総額 581,414百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。SiCなどパワーデバイスは生産能力増強進める。LSIの新商品開発で新規需要の獲得図る。 記:2024/10/20
6999 東証プライム
983
11/28 15:30
+13(%)
時価総額 39,792百万円
1940年創業の電子部品メーカー。長野県上伊那郡に本社。固定抵抗器で世界シェアトップクラス。温度センサ、ヒューズ、バリスタ等も手掛ける。海外売上比率は7割超。高電圧検出用デバイダーの売上拡大に注力。 記:2024/09/02
7419 東証プライム
2,324
11/28 15:30
+82(%)
時価総額 238,394百万円
家電専門店「ノジマ」を展開。関東、甲信越地域中心。メーカー販売員がいない点が特徴。キャリアショップ運営事業、インターネット事業等も展開。デジタル家電専門店運営事業では人材・店舗・DXへの投資を継続。 記:2024/08/01
8184 東証1部
5,480
3/23 15:00
±0(%)
時価総額 233,497百万円
ホームセンターを運営。家具インテリアとホームセンターの融合が特長。首都圏中心に60店舗展開。ニトリがTOB実施。既存店売上高は堅調。粗利率上昇。20.8期通期は増収増益。21.8期は1店舗の新規出店計画。 記:2020/12/20
3,325
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+15(%)
時価総額 103,058百万円
北陸地盤のドラッグストアチェーン「ゲンキー」を中核とする持株会社。福井県坂井市に本社。店舗数は430店舗超。食品の売上比率が高い。25.6期は49店舗の新規出店を計画。既存店はスクラップ&ビルドを推進。 記:2024/08/05
9843 東証プライム
18,800
11/28 15:30
-310(%)
時価総額 2,151,528百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13