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*10:33JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続伸、ハイテクと内需に買い 【ブラジル】ボベスパ指数　100751.40　+2.95％ 5日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2884.59ポイント高（+2.95％）の100751.40で取引を終了した。97872.3から100921.6まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。海外市場の上昇が好感され、ブラジル株への買いも継続した。また、経済指標の改善も支援材料。10月のマークイットサービス業購買担当者景気指数（PMI）は52.3となり、前月の50.4を上回った。 【ロシア】MICEX指数　2861.39　+2.69％ 休み明けとなる5日のロシア株式市場は3営業日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比74.97ポイント高（+2.69％）の2861.39で取引を終了した。2812.67から2869.91まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の上昇が好感され、ロシア市場にもリスクオンのムードが広がった。一方、経済指標の悪化が警戒材料。10月のマークイットサービス業購買担当者景気指数（PMI）は46.9となり、前月の53.7を大幅に下回った。 【インド】SENSEX指数　41340.16　+1.78％ 5日のインド株式市場は4日続伸。前日比724.02ポイント高（+1.78％）の41340.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同211.80ポイント高（+1.78％）の12120.30で取引を終えた。 買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が好感された。10月の日経サービス業購買担当者景気指数（PMI）は54.1となり、好不況の分かれ目となる50を上回ったのは今年2月以来となる。また、インド経済が予想以上のペースで回復しているとの報告も支援材料。財務省はこのほど、インドの成長率が2020年度末には新型コロナウイルス流行前の水準に回復と予測した。 【中国本土】上海総合指数　3320.13　+1.30％ 5日の上海総合指数は値上がり。前日比42.69ポイント高（+1.30％）の3320.13ポイントと4日続伸した。 投資家心理が上向く流れ。第14次5カ年計画（2021-25年）や2035年までの長期目標などに関する基本方針が確認されたことで、中国の政策に対する期待感が高まっている。人民元高の進行も追い風。この日の上海外国為替市場では元高の動きが加速し、足元では約2年4カ月ぶりの水準で推移している。通貨高を背景に、海外マネーの流入が続くとみられた。また、米大統領選でバイデン氏が優勢と伝わる中、同氏の政策スタンスにより、米中通商対立が緩和されるとの思惑も流れている。 《NH》