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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、海外市場の上昇が好感

2020/4/28 9:26 FISCO
*09:26JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、海外市場の上昇が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 78238.60 +3.86% 27日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2907.99ポイント高(+3.86%)の78238.60で取引を終了した。75326.6から78562.7まで上昇した。 小幅高で寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが広がった。また、海外市場の上昇や欧米で実施されているロックダウン(都市封鎖)の解除観測の高まりなども早期の景気回復期待を高めた。一方、通貨レアル安の進行などが指数の足かせとなった。 【ロシア】MICEX指数 2570.91 +0.35% 27日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比8.88ポイント高(+0.35%)の2570.91で取引を終了した。2557.81から2597.64まで上昇した。 後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。海外市場の上昇が好感され、ロシア株への買いも広がった。また、追加の景気対策への期待が高まっていることも支援材料。政府はこのほど、第3弾となる景気刺激策の用意があると発言した。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落に伴う資源の一角に売りが広がったことが指数の足かせとなった。 【インド】SENSEX指数 31743.08 +1.33% 27日のインドSENSEX指数は反発。前日比415.86ポイント高(+1.33%)の31743.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同127.90ポイント高(+1.40%)の9282.30で取引を終えた。 高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。前営業日の米株高に加え、この日のアジア市場がおおむね堅調な値動きを示していることを受け、インド株も買いが先行した。国内では、追加の景気対策への期待が高まっていることが好感された。政府は第2弾となる景気対策を最終的に確認するため、24日に財務相と会議を開催したと報じられた。具体的な内容は近日中に発表されると予測されている。 【中国本土】上海総合指数 2815.49 +0.25% 週明け27日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比6.97ポイント高(+0.25%)の2815.49ポイントと3日ぶりに反発した。 中国経済の持ち直しが期待される流れ。中国国家統計局は27日朝方、1-3月の工業企業利益が前年同月比で36.7%減少したと発表したが、減少幅は1~2月の38.3%減からやや縮小している。政策に対する不透明感も後退。新型コロナウイルス流行の影響で開催が延期されている全国人民代表大会(全人代、国会に相当)について、今週29日にも正式日程が発表されるとの観測が流れた。先行して26日に北京で始まった全人代常務会議では、各種法案のヒヤリングが実施されている。 《CS》