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21日の中国本土市場概況:上海総合1.4%安で3日ぶり反落、旅行レジャー関連に売り

2020/1/21 16:54 FISCO
*16:54JST 21日の中国本土市場概況:上海総合1.4%安で3日ぶり反落、旅行レジャー関連に売り 21日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比43.65ポイント(1.41%)安の3052.14ポイントと3日ぶりに反落した(上海A株指数は1.41%安の3052.14ポイント)。 大型連休を前に、リスク回避スタンスが強まる流れ。武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎は、中国各地に広がり、すでに複数の感染者が死亡した。当局による遺伝子検査で「ヒトからヒトへの感染」が確認されるなか、多数の医療従事者が感染したとも伝えられている。今週後半から始まる春節(旧正月)では市民が大移動するだけに、さらなる感染増も危ぐされた(本土市場は24~30日が休場)。 業種別では、旅行・レジャー関連が続落。横店影視(603103/SH)が7.1%安、上海錦江国際酒店発展(600754/SH)が4.6%安、中国国旅(601888/SH)が3.6%安、中国国際航空(601111/SH)が3.2%安と値を下げた。 保険株も安い。中国平安保険(601318/SH)が2.3%下落した。生保各社に関しては、「新型肺炎に伴う保険金支払いが増える」との観測も流れている。このほか、消費関連株、自動車株、素材株、不動産株、運輸株、金融株、ハイテク株の一角も売られた。 半面、医薬品株の物色は続く。抗生物質メーカーの山東魯抗医薬(600789/SH)が前日に続きストップ高した。そのほか、新型肺炎関連の銘柄を探す動きが強まり、医療用マスクなどを製造する振徳医療用品(603301/SH)が値幅制限いっぱいまで買われている。 一方、外貨建てB株相場は値下がり。上海B株指数が3.39ポイント(1.30%)安の257.29ポイント、深センB株指数が17.81ポイント(1.78%)安の984.26ポイントで終了した。 【亜州IR】 《FA》