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Shinwa Wise Holdings---2Qは2ケタ増収、エネルギー関連事業が業績に寄与

2021/1/14 18:37 FISCO
*18:37JST Shinwa Wise Holdings---2Qは2ケタ増収、エネルギー関連事業が業績に寄与 Shinwa Wise Holdings<2437>は13日、2021年5月期第2四半期(20年6月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.0%増の13.35億円、営業利益が0.25億円(前年同期は1.30億円の損失)、経常利益が0.09億円(同1.41億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.89億円(同1.09億円の損失)となった。 オークション関連事業の取扱高は前年同期比29.8%減の12.81億円、売上高は同56.2%減の4.73億円、セグメント損失は0.18億円(前年同期は0.63億円の損失)となった。 オークション事業について、オークションの開催回数は23回(前年度開催回数19回)となった。新型コロナウイルス感染症対策による外出やイベント等の自粛要請及び緊急事態宣言の発令を受けて、オークションの開催を延期しており、延期したオークションを第1四半期に開催したため、前年比では、オークションの開催回数、取扱高及び売上高が増加している。近代美術オークションは、前年比で1開催多かったため、出品点数75.7%増、落札点数62.9%増となった。エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均で103.6%と例年よりも低い水準で推移したが、平均落札単価は28.3%増と好調を維持した。近代陶芸オークションは、出品点数6.2%減、落札点数3.4%減となり、平均落札単価も前年比で47.8%減となったが、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均で138.2%と高水準で推移した。近代美術Part II オークションは、前年比で1開催多かったため、出品点数43.6%増、落札点数34.3%増となった。平均落札単価は前年比で20.1%減少したが、エスティメイト下限合計額に対する落札価額合計額の比率は、平均で169.1%と高水準で推移した。その他オークションでは、ワインオークションが引き続き好調となった。 オークション関連その他事業について、プライベートセール部門では、Shinwa Priveの画廊スペースを活用した顧客ニーズにきめ細やかに対応できる体制を整え、高額作品を積極的に取り扱っている。しかし、新型コロナウイルス感染症対策として画廊スペースを休業し営業活動を縮小したため、前年比では、取扱高、売上高ともに減少している。その他、資産防衛ダイヤモンド販売事業は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響が出始めた頃から資産防衛としてのダイヤモンドの価値が高まり始め、問い合わせが多くなり、回復の基調が見え始めた。また、新たなコレクターの育成と資産形成のため、「シンワ資産形成アート投資サロン事業」を開始し、順調に会員数が伸びている。 エネルギー関連事業の売上高は8.56億円(前年同期は0.65億円)、セグメント利益は1.00億円(前年は0.18億円の損失)となった。子会社保有の太陽光発電施設の一部を売却し、7.80億円の売上を計上した。また、子会社保有の太陽光発電施設による売電事業は、天候不順の影響により前年比7.3%減の0.55億円の売上となった。その他、マレーシアにおけるPKS事業では、継続して収益改善に取り組むとともに販売先の開拓にも注力したが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によってマレーシア国内で緊急事態宣言が発令され、事業活動に支障が生じた。 2021年5月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響で、適正かつ合理的な業績予想の判断が困難なことから未定としており、今後、合理的に予想可能となった時点で公表するとしている。 《ST》
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2437 東証スタンダード
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時価総額 2,673百万円
美術品オークション会社。近代美術やコンテンポラリーアートに加え、資産価値の高いワインや家具などのオークション、ダイヤモンド投資、画廊運営事業等も。オークションでは高額品の取り扱い比率の向上などに注力。 記:2024/10/24