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クオールホールディングス---業績予想の上方修正を発表。コロナによる外来診療の受診控えの回復が売上に寄与

2020/10/22 16:46 FISCO
*16:46JST クオールホールディングス---業績予想の上方修正を発表。コロナによる外来診療の受診控えの回復が売上に寄与 クオールホールディングス<3034>は22日、5月29日に公表していた2021年3月期第2四半期(2020年4月-9月)の業績予想の上方修正を発表。 売上高が前回公表比2.1%増の790.9億円、営業利益が同2.6倍の20.8億円、経常利益が同2.64倍の21.09億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.15倍の6.3億円となる見込み。 同社は当初、新型コロナウイルス感染症拡大による影響は9月まで継続し、10月以降回復すると想定していたが、想定より早い回復が見られたようだ。 売上高は、保険薬局事業において、従来の水準に戻るに至っていないものの、7月以降外来診療の受診控えの回復が徐々に見られ、当初計画を上回った。医療関連事業は計画通りに進捗したことから、当第2四半期連結累計期間の売上高は期初予想を上回る見込みとなった。 利益は、保険薬局事業において、コスト適正化プロジェクトが一定の成果を上げたことに加え、医療関連事業では、専門領域MRの戦略的な配置等が進みCSO事業が好調に推移したことから、期初の予想を大幅に上回る見込みとなった。 なお、2021年3月期の通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が不透明であることから、現時点での業績予想の変更はないとしており、今後の業績動向を踏まえ、修正が必要と判断される場合には、速やかに開示するとしている。 《ST》
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保険薬局を全国展開するクオールを中核とする持株会社。薬局事業が主力。店舗数は940店舗超。後発医薬品等の製薬事業、BPO事業も展開。第一三共エスファを子会社化。薬局事業ではM&Aや新規出店で規模拡大図る。 記:2024/10/11