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エノモト Research Memo(1):スマートフォンなどの精密部品を製造販売
2020/6/29 15:21
FISCO
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*15:21JST エノモト Research Memo(1):スマートフォンなどの精密部品を製造販売 ■要約 1. 高機能のカスタマイズ品や精密プレス金型に強み エノモト<
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>は大手電子部品メーカーで、リードフレームやコネクタ用部品といった精密部品を製造販売している。顧客のニーズに応じてカスタマイズした高機能品や微細加工の精密プレス金型の開発に強みがあり、日本、中国、フィリピンの3ヶ国の工場で製造している。同社の顧客は半導体パッケージやコネクタなどの電子部品メーカーが中心で、製品は家電や自動車、IT機器の内部で使われている。2020年3月期おける製品群別売上高構成比はIC・トランジスタ用リードフレーム33.1%、オプト用リードフレーム12.6%、コネクタ用部品51.0%、その他3.3%で、用途別の売上高構成比は車載向け31.0%、モバイル向け33.5%、ウェアラブル3.2%、パソコン0.9%、民生・産機・その他向け31.6%である。 2. 高機能・高品質・大量生産が可能な生産体制 同社の工場はいずれも、蓄積した技術と独創的で効率的な生産ラインにより、顧客の要求を満たす高品質な製品を大量に生産することができる。また、近年ますます厳しくなる顧客の要求を実現するため、国内の各工場は得意分野のノウハウを集約することで技術対応力を高めている。また、全工場でISO9001とISO14001を取得しており、海外でも国内と同じ基準で品質管理を実施している。さらに、車載用製品に対する厳しい品質管理・環境管理基準に対応するため、自動車産業の国際的な品質マネジメントシステムIATF16949の認証を、中国に引き続き岩手工場でも取得した。認証の取得により自動車業界特有の厳しい品質基準をクリアしたことになるため、車載向けの受注活動がスムーズになると考えられる。今後、他の工場でも認証取得を進める方針だ。 3. スマートフォン向け部品が好調で2ケタ営業増益 2020年3月期の業績は、売上高22,647百万円(前期比7.6%増)、営業利益1,358百万円(同20.1%増)となった。前々期に伸長したLED向け部品が在庫調整局面となったが、車載向けが電装化に伴う1台当たり搭載数の増加、スマートフォン向けやウェアラブル向けが好調な製品販売に押し上げられた。また、自動化など工程改善活動や廉価版の数量効果などにより採算を確保、業務効率化や配置見直しなどにより販管費の効率も向上した。期初計画との比較で売上高が1,647百万円、営業利益が159百万円の超過達成となったが、スマートフォンの販売が当初予測を超えて伸びたことが要因で、ウェアラブルの好調、受注の効率化、自動化なども貢献した。なお、当期純利益は、上記の一方減損損失と投資有価証券評価損の発生により、横ばい・未達となった。 4.自動運転や5Gなどコロナ後も同社部品への需要は強そう 2021年3月期の業績見通しについて、新型コロナウイルス感染症の収束時期や感染拡大の影響がまったく見通せないため、同社は未定としたが、合理的な予想が可能となった時点で速やかに公表する方針である。とはいえ、フィリピンの生産に懸念は残るが、中国工場が既に通常の生産体制に戻っており、国内工場も引き続き稼働している。自動車や産業向けは世界経済の影響を受けやすいが、スマートフォンやウェアラブル向けは相変わらず需要が強く、2021年3月期も一定の収益確保は可能と考えられる。中期的には、自動運転や5Gといった外部環境の進化を背景に、同社高機能電子部品へのニーズが衰えることは想定し難く、同社の成長をけん引すると予想する。さらに、新規事業の水素燃料電池の基幹部品にも期待したい。 ■Key Points ・精密部品など微細化が強みの電子部品メーカー ・2020年3月期好業績はスマートフォンがけん引 ・新型コロナウイルス感染拡大後も高機能な電子部品への需要は強そう (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《ST》
関連銘柄 1件
6928 東証プライム
エノモト
1,440
10/31 15:00
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時価総額 9,886百万円
パワー半導体用リードフレームやLED用リードフレーム、コネクタ用部品の製造・販売等を手掛ける。山梨県上野原市に本社。一貫生産体制などが強み。マイクロコネクタ用部品等の生産技術力、生産能力の強化に注力。 記:2024/10/06
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