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注目銘柄ダイジェスト(前場):ITbookHD、ピクセルCZ、市光工など

2020/11/17 12:13 FISCO
*12:13JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ITbookHD、ピクセルCZ、市光工など リクルートHD<6098>:4613円(-77円) 反落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は481億円で前年同期比32.7%減益となり、ほぼ市場予想線上での着地となっている。一方、通期見通しは1117-1467億円のレンジ予想としており、市場予想の1700億円程度には上限値でも大きく下回る水準となっている。下期からの業績回復期待が高まりつつあっただけに、ネガティブな反応が先行へ。マーケティング費用増などが収益の抑制要因とみられる。 大同特鋼<5471>:4490円(+230円) 大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も3730円から4950円に引き上げている。ステンレス等の機能材料・磁性材料、特殊鋼鋼材などで自動車関連の製品の出荷量の回復感が強まると判断し、業績予想を上方修正しているようだ。構造改革の効果が出ている点も評価、23年3月期までの業績回復を織り込む余地は大きいとしている。営業利益は今期の20億円予想に対して、来期は230億円を予想。 三菱重<7011>:2605.5円(+157.5円) 大幅続伸。大和証券では投資判断を「3」から「1」に、一気に2段階格上げしている。目標株価も2800円から3000円に引き上げへ。三菱スペースジェットの開発中断を余儀なくされたものの、開発費減少による損益改善効果が大きく、キャッシュフローの好転や還元増にもつながることになるとの判断。販管費削減や事業ポートフォリオ見直しなども含め、事業環境悪化を契機にした改革/再編/成長投資の積極化を評価へ。 市光工<7244>:524円(+45円) 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、営業利益は4.5億円で前年同期比91.8%減益となったが、7-9月期は8.9億円の黒字に回復している。また、通期予想は従来の10億円から15億円に上方修正、自動車生産台数の減少幅縮小など足元の収支状況が改善していることを要因としている。株価の出遅れ感も強かった中、想定以上の収益回復を評価する動きが優勢となっている。 ITbookHD<1447>:616円(-110円) 大幅に反落。21年3月期第2四半期累計(20年4-9月)の営業損益を7.53億円の赤字(前年同期実績2.40億円の赤字)と発表している。人材事業が堅調に推移した一方、主力の地盤調査改良事業が新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込み、赤字が拡大した。システム開発事業やコンサルティング事業の低調も響いた。通期予想は前期比108.2%増の3.24億円の黒字で据え置いたが、計画未達懸念から売り優勢となっている。 JAL<9201>:1996円(+58円) 大幅続伸。米モデルナがコロナワクチンの最終治験において、94.5%の有効性を得られたと発表している。先に発表したファイザーに続く好内容となっており、世界的な景気の正常化につながっていくとの期待感が高まっている。とりわけ、海外との往来活発化による航空需要の回復を織り込む動きから、空運株の強い動きが目立っている。なお、同社とANNAHDに対しては、ゴールドマン・サックス証券による投資判断格上げの動きも観測されている。 ピクセルCZ<2743>:152円(+18円) 大幅に反発。参画するコンソーシアムが長崎県の特定複合観光施設設置運営事業の事業者公募(RFP)へ応募する方針を決めたと発表している。同県は統合型リゾート(IR)導入を正式に表明している立候補地の一つ。民間団体や県議会、九州全体の経済界も含めた誘致への機運が高まっており、全国でも有数のIR候補地としている。IR事業者に選定されれば、将来の利益向上に資するとの期待から買いが集まっているようだ。 プラザクリエ<7502>:374円(+14円) 大幅に続伸。100%子会社のプラザクリエイト(東京都中央区)が保有する自動証明写真機の運営・管理に関する事業を会社分割して新設する会社に承継させた上で、日本オート・フォート(東京都港区)に譲渡すると発表している。譲渡価額は9.50億円で、株式譲渡日は21年2月1日の予定。日本オート・フォートは自動証明写真機事業のパイオニア。併せて両社で新しい成長事業に向けた業務提携契約を締結することも決めた。 《ST》
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1447 東証グロース
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ITbookとサムシングHDの経営統合で2018年に誕生。地盤調査改良事業が柱。人材派遣やシステム開発事業、コンサルティング事業等も。地盤調査改良事業ではスクリューフリクションパイル工法の販促推進。 記:2024/09/01
2743 東証スタンダード
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金融機関向けシステム開発等の技術支援サービス、AWSの構築・運用代行等を手掛けるシステムイノベーション事業が主力。データセンター事業等も。データセンター事業ではコンテナ型データセンターの建設進める。 記:2024/08/05
5471 東証プライム
1,176.5
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時価総額 255,588百万円
特殊鋼専業メーカー。1916年創業。構造用鋼等の特殊鋼鋼材、ステンレス鋼等の機能材料・磁性材料が柱。自動車業界が得意先。27.3期営業利益600億円以上目標。機能材料・磁性材料、自由鍛造品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
9,141
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時価総額 15,502,770百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
7011 東証プライム
2,113.5
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時価総額 7,130,205百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7244 東証プライム
446
11/1 15:00
-11(%)
時価総額 42,946百万円
1903年創業の自動車用ランプメーカー。仏ヴァレオ傘下。トヨタ自動車、日産自動車などが主要納入先。自動車用バルブ、ワイパー等の製造・販売も。ミラー事業は23年に譲渡。価格転嫁で原材料費増への対応図る。 記:2024/09/03
7502 東証スタンダード
1,771
11/1 14:48
+1(%)
時価総額 4,900百万円
ソフトバンクなどの携帯キャリアショップの運営等を行うモバイル事業が主力。写真サービス店「パレットプラザ」のFC展開、アパレル事業等も。新規事業への投資はほぼ完了。モバイル事業では法人向け営業を強化。 記:2024/06/18
9201 東証プライム
2,425
11/1 15:00
-30.5(%)
時価総額 1,060,074百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30