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注目銘柄ダイジェスト(前場):オリンパス、H.I.S.、富士通ゼなど

2020/6/25 11:57 FISCO
*11:57JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):オリンパス、H.I.S.、富士通ゼなど H.I.S.<9603>:1690円(-153円) 大幅続落。前日に上半期の決算を発表、営業損益は14.7億円の赤字となり、17億円の黒字予想としていた通期ガイダンスは今回取り下げられている。先に上半期の下方修正を発表済みであり、通期予想取り下げとともに大きなインパクトはないとみられる。ただ、ホテル事業の先行き懸念などコロナ後の重点施策には不透明感が残るとの見方もあり、足元の業績悪化をあらためて懸念視する動きが強まる方向に。 富士通ゼ<6755>:2206円(+106円) 大幅反発。未定としていた21年3月期業績予想、並びに配当予想を公表している。営業利益は160億円で前期比7.1%増益、130億円程度の市場コンセンサスを上回っている。また、年間配当金も前期比2円増配の30円としている。新型コロナによる営業利益へのマイナス影響は75億円としているようだ。下半期以降の順調な需要回復を想定した増益ガイダンスをポジティブに捉える動きが先行。 サンバイオ<4592>:1823円(+60円) 大幅に3日ぶり反発。再生細胞薬「SB623」が外傷性脳損傷での後遺症改善を効能として「希少疾病用再生医療等製品」に指定されたと発表している。指定されると助成金の交付や税額控除に加え、厚生労働省や医薬品医療機器総合機構などによる指導・助言、優先審査を受けられる。サンバイオは慢性期外傷性脳損傷を適応疾患とし、SB623の21年1月期中の国内承認申請に向け準備を進めている。 オリンパス<7733>:2093円(+174.5円) 急伸。デジカメを中心とする映像事業を投資ファンドの日本産業パートナーズに売却すると発表している。9月末までに正式契約を締結して、年内に売却を完了させる予定のようだ。売却額などは明らかにしていない。同事業はこれまで3期連続で営業赤字を継続するなど業績の足を引っ張ってきており、事業売却による医療事業への経営資源集中を評価する動きが優勢になっている。 NEC<6701>:5220円(+170円) 大幅反発。NTT<9432>が約5%を出資して、第3位の株主になると報じられている。出資額は約600億円となるもよう。また、5Gネットワークにおける通信回線を制御する基幹装置など先端通信網を共同開発することが分かったとも伝わっている。世界的に保護主義が強まるなか、社会インフラでの国産技術維持に取り組んでいくようだ。両社では「6G」の技術開発も視野に入れるとされるなど、NTTとの協業深化をプラス視する動きになっている。 コパ・コーポレーション<7689>:4695円 公開価格(2000円)の2.3倍となる4530円で初値を付けた。24日に上場したが、買い注文が殺到して取引が成立しなかった。会社設立は98年10月21日。実演販売を利用した商品卸売などを手掛ける。21年3月期の営業利益予想は前期比17.9%減の7.08億円。インターネット通販が好調な一方、新型コロナウイルスの影響が20年9月まで及ぶと想定し、ベンダー販売などの減少を見込む。また、人件費の増加などで販管費が膨らむ見通し。 弁護士コム<6027>:10790円(-280円) 上場来高値更新後マイナス転換。カナミックネットワーク<3939>が弁護士ドットコムと業務提携したと発表している。弁護士ドットコムが運営するクラウド契約サービス「クラウドサイン」とカナミックネットワークが提供するICTソリューションをシステム連携させて販売する。医療・看護・介護・保育等事業者の契約書締結作業の効率化とテレワークの推進が目的で、クラウドサインを導入する企業が増えるとの期待から買いが入ったようだ。 《ST》
関連銘柄 9件
3939 東証プライム
528
5/8 15:00
+5(%)
時価総額 25,414百万円
クラウトサービス会社。医療や介護の分野に特化し、自治体や医師会、介護事業者に多職種間連携のサービスを提供。プラットフォームサービスは売上伸長。ネット広告サービス等が伸びる。24.9期1Qは2桁増収増益。 記:2024/03/05
4592 東証グロース
423
5/8 15:00
-5(%)
時価総額 29,030百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
6027 東証グロース
3,030
5/8 15:00
-70(%)
時価総額 67,502百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
6701 東証プライム
10,875
5/8 15:00
-525(%)
時価総額 2,967,244百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6755 東証プライム
2,115
5/8 15:00
+8.5(%)
時価総額 231,254百万円
空調事業が主力の電機メーカー。ルームエアコン、ビル用マルチエアコン、ヒートポンプ式温水暖房システム等を展開。情報通信システムは増収。公共システムで商談案件数が増加。為替差益計上。24.3期3Qは経常増益。 記:2024/02/02
7689 東証グロース
586
5/8 15:00
+6(%)
時価総額 1,736百万円
生活用品を卸売先のTV通販番組や店頭で実演販売。実演販売士派遣、クラウドファンディング事業等も展開。ネット通販は足踏み。24.2期3Q累計はセールスプロモーションが増収。動画制作案件の受注が伸びる。 記:2024/03/05
7733 東証プライム
2,257.5
5/8 15:00
-26.5(%)
時価総額 2,902,901百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
9432 東証プライム
168.1
5/8 15:00
-1.7(%)
時価総額 15,221,508百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9603 東証プライム
1,706
5/8 15:00
-8(%)
時価総額 136,243百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。ホテル経営も。ハウステンボスは22年譲渡。24.10期は旅行需要の回復継続を想定。販管費増こなして増収増益を見込む。復配予定。中計では26.10期に営業益180億円を目指す。 記:2024/02/07