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米銀の株主還元策の制限など外部環境の悪化を嫌気

2020/6/29 12:28 FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;22214.69;-297.39TOPIX;1558.44;-18.93 [後場の投資戦略]  本日の日経平均は、投資家のリスクセンチメントの低下による反落が予想されていたことで新規の買いを入れにくく、寄り付き後も軟調な展開が続いている。国内では政府による行政のデジタル化や5G関連への700億円支援など好材料が報じられているものの個別銘柄への影響は限定的なものとなっている。なお、コロナ第2波への警戒感はあるものの、地方では都心ほどの緊迫感は無く、北海道の旅行補助の「どうみん割」はネットや電話がつながらないほどの人気となっており、地方経済の早期回復が期待されている。そのほか、中国の中国医薬集団がコロナワクチン臨床試験で安全性と中和抗体生成を確認したとのニュースが伝わっており、このことが市場の下支え要因となることを期待したい。  一方、新興市場は、アマゾンの自動運転本格参入のニュースで、フィーチャ<4052>が大幅高となっており、時価総額上位のAI inside<4488>も電子化関連銘柄の一角として物色されているようだ。後場はこれらの銘柄が新興市場をけん引することを期待したい。そのほか、日銀のETF(上場投資信託)買いへの思惑から主力株も後場はやや持ち直すことを期待したい。 《AK》
関連銘柄 2件
4052 東証グロース
445
12/24 15:30
+19(%)
時価総額 2,606百万円
画像認識ソフトウェアの開発・販売を行う。モビリティ事業が主力。スマートインフラ事業、DX事業までサービス分野拡大。ボッシュと資本業務提携。ボッシュとの提携効果などで受託開発収入は伸びる。先行投資実施。 記:2024/07/01
4488 東証グロース
3,015
12/24 15:30
+47(%)
時価総額 12,060百万円
AI-OCRサービス「DX Suite」、マルチモーダルAI統合基盤「AnyData」、AIエージェント「Heylix」などの提供を行う。契約件数は2800件超。「DX Suite」の解約率は低水準維持。 記:2024/11/10