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【注目銘柄ダイジェスト】:コーセーがストップ高、レノバが急落

2024/5/9 16:25 FISCO
*16:25JST 【注目銘柄ダイジェスト】:コーセーがストップ高、レノバが急落 <7203> トヨタ自 3528 -51 大幅続落。前日の取引時間中に24年3月期の決算を発表、売り先行となった後は1兆円を上限とする自社株買い実施が好感されて一時切り返す動きにもなっていた。本日はあらためて決算内容が売り材料視される展開になっている。25年3月期営業利益は4兆3000億円で前期比19.7%減の見通しであり、市場コンセンサスを1兆円程度下回る水準になっている。人的資本や成長領域への投資増が減益要因になるとみている。 <7011> 三菱重 1242 -85.5 大幅続落。前日の取引時間中に決算を発表、その後は売り優勢となったが、本日も一段と売り圧力が強まる展開になった。24年3月期事業利益は2825億円で前期比46.1%増となったが、会社計画の3000億円はやや下振れ。25年3月期は3500億円、同23.9%増の見通しだが、市場コンセンサスを400億円近く下回る。500億円程度の資産売却益が含まれる前提のもようであり、物足りない内容との見方も。 <8591> オリックス 3426 +203 大幅反発。前日に24年3月期決算を発表、純利益は3461億円で前期比19.2%増となり、従来計画の3300億円を上振れた。25年3月期は3900億円で同12.7%増の見通しで、これまでの目標値4000億円からは小幅に下振れとなるが、足元のインフレ状況などから大きく下方修正されるとの見方もあっただけに、安心感に。年間配当金は当期純利益の39%を配当としており、計画水準の場合、133.2円となる。 <6645> オムロン 6013 +368 大幅反発。前日に24年3月期の決算を発表している。営業利益は343億円で前期比65.9%減となったが、従来計画の240億円は上振れている。25年3月期は490億円で同42.7%増の見通しとしており、市場コンセンサスを50億円程度上振れる水準に。足元で株価が低迷していた中、安心感の強まるガイダンスとなっている。これまでの構造改革の効果が大きく表面化する想定となっているもよう。 <6963> ローム 2014 -240.5 急落。前日に24年3月期の決算を発表している。営業利益は433億円で前期比53.1%減となり、会社計画線上での着地となったが、市場予想は50億円程度下振れ。25年3月期は140億円で同67.7%の大幅減益見通し。550億円程度の市場コンセンサスを大幅に下振れている。FAやエネルギー分野など産機向け売上の低迷に加えて、減価償却費や研究開発費などのコスト増も重しとなるもよう。 <9064> ヤマトHD 1777 -239 急落。前日に24年3月期の決算を発表、営業利益は401億円で前期比33.3%減となり、計画線上での着地となっている。一方、25年3月期は500億円で同24.8%増の見通しだが、市場コンセンサスは150億円程度下回る水準。上半期は50億円の損失見通しであり、下半期急回復の予想となっている。足もとは厳しい状況が継続と意識される状況に。今期は宅配便取扱数量の増加を見込んでいるようだ。 <7013> IHI 4119 +312 大幅反発。前日に24年3月期の決算を発表、営業損益は701億円の赤字であったが、4月26日に修正見通しを発表済み。一方、25年3月期は1100億円の黒字見通し、ほぼ市場コンセンサス並みの水準に。為替前提が140円と保守的で、構造改革費用100億円程度も織り込んでいるようだ。民間航空エンジンにおけるスペアパーツの売上伸長などを見込んでいるもよう。 <4922> コーセー 9868 +1500 ストップ高。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は79億円で前期比35.5%増となり、市場予想を30億円強上振れている。通期予想の200億円、前期比25.1%増は据え置いているものの、進捗率は40%程度に達しており、上振れのへの期待が高まる状況となっている。国内中~低価格帯商品は、新製品・ブランド施策のヒットに加え、既存品の需要も顕著となっているもよう。 <8012> 長瀬産 3064 +364 急伸。25年度までの中期経営計画における株主還元方針の変更を発表。これまでの継続増配に加え、最終年度までの2年間の限定措置として、総還元性向100%を実施するとしている。これに伴い、25年3月期年間配当金は前期比5円増の85円を計画、また、発行済み株式数の4.82%に当たる550万株、100億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。なお、25年3月期営業利益は2ケタ増ガイダンスともなっている。 <9519> レノバ 1186 -358 急落。前日に24年3月期の決算を発表している。営業利益は50.2億円で前期比43.4%減となり、第3四半期時の修正計画45億円を上振れ着地。一方、25年3月期は10億円で同80.1%減と大幅減益の見通し。市場想定は100億円近い水準であったため、想定外の大幅減益ガイダンスとなっている。徳島津田バイオマス発電所の稼働が約半年にとどまる見通し
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4922 東証プライム
6,620
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時価総額 401,126百万円
大手化粧品メーカー。1946年創業。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリークなど有力ブランド多数。アジアなど海外でも事業展開。アルビオンを傘下に持つ。グローバル展開加速、独自商品の積極的な開発等に取り組む。 記:2024/10/14
6645 東証プライム
5,011
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-98(%)
時価総額 1,033,494百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6963 東証プライム
1,414
11/22 15:30
-32.5(%)
時価総額 570,917百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。SiCなどパワーデバイスは生産能力増強進める。LSIの新商品開発で新規需要の獲得図る。 記:2024/10/20
7011 東証プライム
2,309
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 7,789,753百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7013 東証プライム
8,529
11/22 15:30
-192(%)
時価総額 1,319,266百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8012 東証プライム
3,187
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 366,212百万円
老舗化学品専門商社。1832年創業。機能素材、加工材料、電子・エネルギー、モビリティ、生活関連分野で事業展開。メーカー機能も持つ。取引社数は約1.8万社。フード、半導体、ライフサイエンスが注力領域。 記:2024/08/30
8591 東証プライム
3,303
11/22 15:30
-11(%)
時価総額 4,013,016百万円
大手金融サービス。自動車やICT関連機器等のリース・レンタル、不動産開発・賃貸管理、企業投資、環境エネルギー、生命保険、銀行など多角的に事業展開。輸送機器、不動産運営、コンセッションは回復傾向続く。 記:2024/07/07
9064 東証プライム
1,726
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 622,216百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
9519 東証プライム
800
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 72,950百万円
再エネ発電所を開発・運営。太陽光を軸にバイオマス、洋上風力発電事業も。小規模分散型の太陽光発電所も順次運転を開始したことで、発電量は順調に増加。東京ガとの間で資本業務提携、第三者割当増資で資本増強。 記:2024/08/26